kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット,断酒,ノンアルコール,Evernote,ライフハック,読書.音声入力

徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

6月27日木曜日、曇り

時々とある大企業の完全子会社と仕事をすることがあるのだけど、子会社というステイタス自体がある種の生き地獄で、鈍色のオフィスで目の死んでいる社員は、大体の場合不仲である。私はよく、日本の会社は多くの場合「3フ」だと思うのだけど、それは「不仲」「不作為」「フリーライド」の頭文字をとってのことだけど、日本の完全子会社は、特にこの「3フ」度合いが悲惨なほど煎じつまっていて、もはや関わりたくないレベル。親から派遣されている支配層、その支配層の走狗となる子会社の幹部達、その幹部に徹底的な「意味のサボタージュ」で抗戦する被支配層……。3重苦ならぬ「3重クソ」である。

私が最近相手したクソな子会社は、こちらが相手のオフィスを訪問すると、取引先である私との打ち合わせでは普段はいっさいお茶を出さないのだが、その会社の役員が打ち合わせに出てくるときだけ、うやうやしくお茶をサービスしてくる。本当にクソな子会社であった。当然、私もそんなクソ会社にまともなサービスをするはずもなく、周到な意味のサボタージュを仕込むことになるのである。

子会社には、意思決定権がない。これは鉄則、社会の骨法である。親会社からどんなに持ち上げられて「自由」を気取ることができても、子会社は自分の運命を自分で決められない。だから会社の関係性には、「親子」のアナロジーは不適当だと思う。子会社になぞ入ったら最後、「3フ」と「3重クソ」でロクなことがない。親会社が●●だから安心、などと考えて子会社なぞ入社してはいけない。

若い人に、入っても良い会社としてアドバイスしたいのは、3つの条件である。まず第一に、戦後にできた事業、会社であること。社の歴史は短ければ短いほどよい。そして第二に、子会社や孫会社ではないこと。彼らは悲しいかな、単なる走狗である。

最近は、ホールディング会社になることで、親が子になったり、子が親になったりするけど、今どき親を食いそうな子会社はほとんどない。第三の条件は、銀行が支配していない会社である。銀行に管理されている会社は、子会社よりやばい。

まあできることなら、会社というものに今更入らないほうがいいのだけど、仕方なく入る場合には、パンフレットやウェブサイト、OB訪問や説明会などの虚飾と令色にまみれた2次情報は一切信用してはならない。その会社名をあなたや親が知っているかどうかも当てにならない。今どきテレビ広告をたくさんうっている企業も避けたほうがいい。

その会社の従業員が出退勤する様子をじっと観察してみるといい。生の1次情報である。あるいはこの会社のタクシー乗り場からタクシーに乗ってみて、タクシーの運転手にその会社の社員の評価を聞いてみるといい。嫌なやつはタクシーの運転手にも嫌なやつである。「この人たちと一緒の空気を毎日吸うのがいやじゃないか」動物のカンはだいたい当っていることが多い。冒頭の子会社で、「役員がいる時しかお茶が出ない」は、重要な一次情報、実際このクソ会社の業績は超絶低迷しており、メシウマ。

日本も、米国の「子会社」で74年もここまで来て、冷戦期は、セブンーイレブンがイトーヨーカドーを食うみたいな親子逆転幻想、妄想も少しリアリティがあったけど、冷戦崩壊後、つまり1990年代から、親会社の強権支配が強化されて、もはや子会社の存在意義すらほぼゼロ、市場価値も丸でない負債状態に追い込まれてしまっている。

いまの自民党は小泉純一郎が「ぶっ壊した」後の、しょぼさ炸裂、政官財クーデターの成れの果て、単なる完全子会社(日本)を親会社(米軍)の言う通りに管理する為のゾンビ内閣でしかなく、彼らの目的は、彼らの持続可能性だけなので、米国(米軍との関係)がここまで変質してしまうと、ゾンビなりの戦略が丸で機能しない。明日からのG20も相当空疎なものになるのではないか。