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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

戦争が起きなくなった理由

トランプが、Make America Great Again から、Keep America Great に政治スローガンを変えたんだけど、そもそも”MAGA” は、トランプがベンチマークしているレーガンが、Let's make America great againとして使っていたもの。よく言えばオマージュ、悪く言えばパクり。

この種のスローガンは、単語が簡単で語数が少ない方が良いとされるから、”KAG” は4語→3語になってて強い。トランプからすれば、「私がGreat にしたAmericaを二期目でGreat なまんまにする」という意気込みで、それって要するに「レーガン越え」を目指すという意味だろう。

日本はまだ間抜けな冷戦脳ばかりなので、トランプはイロモノ、キワモノ、困りモノ扱いにしておきたいインテリ奴隷ばかりだけど、実は着々と、レジェンドに近づいているのではないか、という気もする。トランプを「異常値」とみている日本人が間抜けなだけで、トランプは原因ではなく結果に過ぎない。

俺からすれば、トランプという結果に現れている世界のことなんて知ったことか、である。Keep America Greatのような、万人に機能するために整理された言葉が丸で通用しない人間でありたい。

トランプはイランへの攻撃命令を一度承認したあと10分後に撤回したなど言われているけど、なぜ現代ではなかなか決定的な戦争が起きないかといえば、権力者をピンポイントで殺傷するテクノロジーが進歩しているからである。

昔なら、最高権力者は死なずに死ぬのは下っ端だけだったけど、最高権力者を捕捉して、殺す技術が半端ない。トランプは、例えばプーチンや習近平や金正恩がいまどこにいて、どうすれば殺傷可能か、最新のテクノロジーを知っていると思われる。人工衛星の技術、盗聴の技術、スパイの技術、それらを組み合わせたインテリジェンスの精緻さ。それに加えて、彼は同時に、現代兵器の極めて精確な爆撃能力も知っていると考えれば、戦争状態に入れば、当然やるかやられるか、になる。戦争を決断することは、自分が殺されることになりつつあり、そのことが究極の抑止力になってきている。

大将だけ生き延びることが不可能になりつつある。神奈川で身柄拘束を振り切って逃げていた男が捕まったけど、あれは電話の逆探知みたい。

追跡のヒント、1本の電話 逃走容疑者が掛け間違えたか:朝日新聞デジタル

つまり、通信傍受の技術であり、そんなの朝飯前。逃走犯だから逮捕するけど、最高権力者なら、無人ドローンを飛ばして爆撃したり、ヘリコプタで必殺訓練を受けている部隊を突撃させて殺してしまったり、先々には殺人ロボットを派遣すれば、逃げることは難しい。

今日は沖縄玉砕から74年だけど、74年前には、戦争遂行の当事者、権力中枢がのうのうと逃げ切れた。沖縄陥落から無条件降伏まで1月半もかかったこと自体、現代の殺人テクノロジーではあり得ない。

要は政治の言葉なんて、必殺テクノロジーの恐怖の前では、虚しいポジション・トークでしかない。自動車CMのクソなキャッチコピーと同じく、簡単にスルーされてしまう。