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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

アルコールをやめることこそが最強のライフハックである

【要点】

  • アルコール依存症を助長する本が目立つ
  • 新刊書読者にはアル中予備軍が多い
  • アルコールは、麻薬

あらま、とあるビジネス街の本屋に平積みされて仲良く並んでいたのが、この3冊。

新刊書って、こういうトンデモ本ばっかりになってきたな。中高年しか本を読まない。中高年は酒量が制御できずに悩んでいる比率が高い、だから似たような本がたくさんつくられる。

しかしこの「病気にならない」とか「若返る」とか、本ってタイトルでそんなこと言ってもOKなのかな。エビデンスがなさ過ぎ。医学って科学だったはずだよね。

酒好き医師が教える 最高の飲み方  太らない、翌日に残らない、病気にならない

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マンガでわかる 酒好き医師が教える 最高の飲み方

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病気にならない、太らない、若返る 「腸」が喜ぶお酒の飲み方

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ま、中身読んでないからタイトルから得られる情報だけになるけど、「酒好き医師」の診断は傾聴に値しないと俺は思う。酒ばっかり飲んで、アルコールがいかに統計的に有意に有害かを明らかにする論文を読んでない訳で。そんな医者の患者にはなりたくない。

もし本当に「賢い酒の飲み方」がこの世にあるのなら、「賢いシャブのキメ方」もあるはずだし、「若返るコカイン」だってあるはず。

最近の医者のなかには、アルコール依存症の治療でも、アルコールを止められない患者には「減酒」や「節酒」を認める人もいるらしく、俺からするとそんな「治療」には、診察できる患者数を増やして医療点数を掠め取る類の悪質さを感じざるを得ない。

最近の医者がこんな牽強付会なことを言うことが、アルコールという麻薬のヤバさを逆に雄弁に語る。お酒と賢く付き合うとか、アルコールの量をうまくコントロールするとか、そういうテクニックは短期的には機能するのだが、長い目で見るときっと破綻する。アルコールは他の麻薬と同じであって、アルコールの価値とは要するに、アルコールを飲んでからしばらくの間(30分間くらい)続く身体的意識的な陶酔感覚であり、その酔いこそが、アルコールを求める唯一の理由なのである。しかもアルコールは飲み続けるうちに少しずつ効かなくなるので、だんだん量が増える。

より長く強い陶酔の快楽を求めるためにオーバードーズしてしまうから、ブラックアウトしたり、内臓を痛めたり、中長期的にアルコール依存症になる。依存症を治すということは、「酔い」そのものを求めない状態に慣らすことしかなく、減酒や節酒はうまくいかない。

アルコールをやめることこそが、最強のライフハックなのであり、「賢く飲み続ける」という選択肢は最初から存在しないのである。

最近の酒の広告は、ギャラの高そうなタレントさんが酒をぐーっと飲んでわざとらしく「うまい!」しか言わなくなってきており、バブルの頃にまことしやかに上塗りしていた文化や情緒の化けの皮が剥がれて、単なる麻薬という正体を晒しつつある。

お酒の本質は、ただの麻薬であることがバレバレになってきた。いい時代だ。

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