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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

次世代シニアと平成時代

【要点】

  • 「バブル世代」は最近、「次世代シニア」と呼ばれてるみたい
  • サラリーマンの「次世代シニア」の多くは死んだ魚の目をしてる
  • 「次世代シニア」の負け組が平成初期に仏教カルトにはまり、勝ち組は平成末期のいま朱子学カルトにはまっている

平成が始まったばかりの頃は、今では信じられないけれど、宝石や貴金属関連のCMが鬼のように打ち込まれていた。

ギャラの高そうな欧米俳優とJ-POP の組み合わせで洗脳の如く刷り込まれていた。ターゲットはヤンエグ(ヤング・エグゼクティブの略)と呼ばれた若いサラリーマンで、クリスマスになると二束三文のジャンクなアクセサリーが飛ぶように売れていた。

あの頃のヤンエグ世代はいまでは50代に突入しており、世間的には「バブル世代」と呼ばれてる。面接で「九九」ができれば即内定、などと揶揄されるほどの超売り手市場だった。

人事コンサルタントの間では、彼らのことを最近では「バブル世代」と呼ぶのを避けるようで、俺にそっと教えてくれた新名称は「次世代シニア」だった。爆笑。

「次世代シニア」と呼ばれるなら「バブル世代」の方がマシなんじゃね?  と思うのだが。

その「次世代シニア」が日本企業で40代前半の頃、中間管理職をやっていた2011年に起きたのが東日本大地震で結果的に日本の衰退を決定づけた出来事だったけど、あのリカバリーがまるでできなかった責任は誰にあるかと言えば、俺は「次世代シニア」どもだったと思う。

日本を変える最後のチャンスに見逃し三振したくせに、未だに戦力外通知を受けていないオッサンどもが港区や千代田区には溢れている。

震災からの復興だけでなく、日本の産業構造の転換にも奴らは見逃し三振しまくった。ぼろ負けのワンサイドゲームの醜態がばれてきた時には既に遅くて、もはや日本のサラリーマンという身分自体が持続不能になっている。

俺が仕事で会う「次世代シニア」は、見た目はちゃんとしてるし、若々しくあろうと精一杯振舞っているのだけど、ただ一点、残念なことに目が死んでいる。その死んだ魚のような瞳が雄弁に語るのは「こんなはずじゃなかった」という他責の念、運命への怨念である。

さて、平成初期には同じ「次世代シニア」同世代のなかで、その生真面目さゆえに「ヤンエグ」になりきれなかった人々が、仏教カルト宗教に帰依して、地下鉄サリン事件を引き起こした。他方でバブル採用をすいすいくぐり抜けた如才ない「次世代シニア」は、朱子学カルト教団である日本的経営(という宗教)に帰依して、死んだ魚のような目をしたまんま、いま自滅しつつある。

平成のスタート時点で死んだ魚の目をしていた仏教カルトの人と、平成のゴール時点で死んだ魚の目をしている朱子学カルトの人は、同じ「次世代シニア」世代の人々なのだ。

「次世代シニア」の多くは、管理職として上方移行できず、いまや会社のお荷物扱いとなっている。彼らの多くがその若年時代にアルコールを飲みまくっていた為に、閑職に追われて暇になると更にアルコール漬けとなり、内臓も心も爛れている病人が多い。

なんとも憐れなのは、彼らと一緒に酒を飲んでくれる若い世代はもういなくて、かといって同世代で傷を舐め合う金も乏しいので、彼らの多くは独りで酒を飲んでいるのである。

俗に言う「フラリーマン」は、いい歳こいて小汚い居酒屋やスナックでクダを巻くならまだマシな方で、下手をすると駅のベンチやコンビニのイートインコーナーで、コスパ重視の「ストロング系」の安酒を独りあおりながら、血中アルコール濃度の高まりに身を委ねている。そんな毎日を繰り返していれば、自ずと目は死ぬ。アルコールは第1の脳にも第2の脳である腸にも第3の脳である皮膚にも深刻なダメージを与える。3つの脳死。

生物学的には、眼球とは露出した脳である。

 

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