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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

同期や同調のない社会へ

【要点】

  • 国民的なヒット曲がないことは喜ぶべきこと

  • 元号とは時間を同期する効果において、カラオケボックス的なもの

  • 本当にいい時代になった

平成を振り返る狙いであちこちでこの30年を矢鱈とフラッシュバックさせようとしているけど、平成初期の昔に比べたら、本当にいい時代になってきたなあと思う。

例えばカラオケって、最近はあんまり流行ってないけど、俺に言わせればカラオケボックスなぞは、原始的SNSでしかなくて、仲間の空気を読んだ最大公約数的な楽曲の歌詞やメロディで同期・同調しながら、みんなで盛り上がる行動そのものが、朱子学カルト。カラオケボックスに行かなくても文句言われない最近の風潮、最高。

「昔に比べて国民的ヒット曲がない」とか残念がる人が未だにいるけど、そんな号令のような単一の国民歌がある方が不気味ではないか。国民的なヒット曲がないことは、むしろ喜ぶべきことである。

私たちが音楽的だと考えていることが、ほんとうは人間の不幸の始まりかもしれない(小泉文夫)「折々のことば」1417

この小さなコラムに「歌唱の形式は社会生活の形態と、連動していると、民族音楽学者は言う」とあって、要するに音楽や踊りによる集団統制を強く求める社会ほど、全体主義的で抑圧的であると言うことだと思う。カラオケボックス全盛の頃は本当に息苦しかったし、つい最近まで例えばAKB48の楽曲を結婚式とかの余興でみんなが踊って歌うみたいな映像が矢鱈と作られたけど、ああいう動きは、本質的にファシズムの圧に近いのではないか。

校歌とか社歌みたいなものも、面妖な社会統率システムで、虫唾が走る。元号もまた時間を同期する効果において、カラオケボックス的なものである。祝日が矢鱈と多いのも、一斉に休む時間感覚が強制されていて気持ちが悪い。

カラオケ市場は1996年1兆3千億円が、2015年6130億円と半分以下に。超絶メシウマ。

カラオケ業界の市場規模と動向を解説 | 賃料削減のレントプロ

コンビニが日本全国どこでも24時間必ず開いているのも、民族の時間感覚を完全に同期させようとするもので、俺には超絶不気味。ティラミスとかナタデココみたいな食の国民的なブームも胃袋ファッショ、恐ろしい。そもそも食べ物にブームなんて普通、有り得ない。

しかしこの平成の30年で全体を統制しようとする圧力は相当に弱まった。テレビよりYouTubeを観ているし、ラジオよりツイッターだし、新聞よりブログを読んでいる。非同期、バラバラ、スーパーフラットである。マスメディアの言っていることは、YouTubeやツイッターやブログで注目されていることの後追い、単なる拡声、アンプリファイでしかない。テレビもラジオも新聞も、もはや新しい価値や意味をほとんど生み出していない。

こういったことも、本当にいい時代になった。一斉に大音量で人々に斉唱させるようなコンテンツがなくなりつつある。Amazonプライムが年会費を1000円値上げするけれど、NHKが月100円値上げしたとしたら、何倍もdisられるだろう。

まあ俺はAmazonプライムの更新はしない方針。過去の映像や音楽なんて丸で興味ないし、デリバリー・プロバイダの質が悪過ぎてそもそもコンビニ受け取りしかしないし、サブスクなんぞ単なる固定費、固定費は人頭税でしかなくて、人頭税とは支配者による収奪行為でしかない。

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