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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

自分を維持する希望

【要点】

  • 固定費をかけて人を雇用する事業の終わり
  • 「自分を維持すること」の希望とは、要するにルソー的な希望
  • つまり大きなヒエラルキーの終わり

自分の進むべき方向がはっきり見えているので、事実上もう会社はやめちゃってるし、世の中のこともほぼ関心がない。

「業を企てる」「業を起こす」といったこと──みんなで協力して大きなことを成し遂げることに丸で関心がない。というか信用していない。固定費をかけて人を雇用する事業に丸で興味もない。

終わりかけのクソ企業はいまさら、新規事業をみつけて生き残ろうとか思っているけどもう手遅れである。日本の大組織は殆ど例外なくソ連国営企業と似たり寄ったりであり、既に死んでいる。米国、中国、英国辺りからリセッションが始まり、リーマンショック並みのことが起きれば、リーマンショックで実際は死んでいる大組織が完全に死ぬ。

ベンチャー企業も既にもう虱潰しに壊滅しており、希望となる新しい産業が何ひとつない。

私を含む誰にとっても最優先すべきは、どんな時代になろうと自分を見失わないことだと思う。いいかげんなポジティブ・シンキングは百害あって一利もないので敢えて書く。現代のこの国には自分を維持すること以外の希望がない。自分自身を奪われた時こそ私たちは、掛け値なしに救いのない、骨の髄までの貧しさを味わうことになる。(斎藤貴男)「私の『貧乏物語』」より

日本に限らず「大勢の人間を雇用して成し遂げる事業」そのものが、ゆっくりと消滅過程にある。Amazonやユニクロの倉庫にはもう殆ど人間は働いていない。「人手不足」なんて嘘である。これから起きることは、溺れて縋り付く人々の手を刀で切り落とすような大規模なリストラである。泥舟が水に溶けて一斉に海に突き落とされる。

でも慌ててはいけない。これから起きるリストラは大規模かつ構造的なものである。つまりは、いまのうちからリストラされたつもりで生きていくのである。具体的には無駄な固定費をとことん圧縮して、消費以外の道で楽しさや喜びを感じるインテリジェンスを磨いていくのである。

「自分を維持すること」の希望とは、要するにルソー的な希望である。

森をさまよう彼には産業も、言葉も、家も、戦争も連帯もなく、仲間の必要もなく、同じく仲間を傷つけようとすることもない。(ルソー『人間不平等起源論』)

国民国家や軍産複合企業の時代が終わる。大きなヒエラルキーの終わりである。

ルソーの森で「自分を維持する」為にアルコールをやめよう。酒をやめると「自分を維持する」楽しさ満ち溢れて、身体が自由になり、自ずとヒエラルキーから逃れて自由に生きることができるようになる。アルコールの固定費がかからなくなるので、生活コストも下がる。

思考が酔いで寸断されなくなり、生存戦略を構想する時間の余裕ができる。アセトアルデヒドの毒物が身体から抜けるので、健康になる。飯が美味くなる。

日本におけるヒエラルキーとは、人間をロボットのようにこき使う為の仕組みでしかなく、そんなもののために頑張っても無駄である。事業をするなら、ヒエラルキーではなく、自分の力だけで、市場のネットワークで細々と稼げる事業を目指す方がいい。固定費をかけず元手をかけず、食うに困らない程度の小商いならそれほど難しくもない。