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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

強欲さが摩耗に達する

【要点】

  • コンビニが24時間営業でなければならないのは本部が儲かるから
  • ロボットに代替できる仕事は決済くらいで、解決策ではない
  • 日本のあらゆる事業や産業は、朱子学カルトのビジネスモデルを磨き上げて摩耗に達した

コンビニの、近代小作農のように無茶で低賃金の労働や、江戸時代の長屋と大差のない違法建築が、2019年になってもこの社会では常識なのである。

日本のあらゆる事業や産業は、朱子学カルトのビジネスモデルをこれでもかこれでもかと磨き上げて、摩耗点に達してしまったのである。

コンビニが24時間営業でなければならないのは、「社会インフラだから」なぞではない。24時間営業に拘るのは、その方がコンビニ本部が儲かるからである。深夜帯を休めば、物流が滞り早朝や深夜の品薄が避けられない。コンビニの限られた空間に1円でも利益率の高い商品を置く、それだけでは飽きたらず24時間365日ひたすら店を開けておくところまで、コンビニ本部の強欲さが完全に開ききっているのである。

深夜はもちろん、24時間365日オープンの人件費を負担するのは本部ではなくフランチャイジーである。しかも最近のコンビニは何から何まで利益率の高い商品を売り捌こうとするので、店員の業務が多岐に複雑化しており、ロボット化できないのである。中国のコンビニは日本みたいに複雑な商品や公共サービスなどがないのでロボットに代替できるのだけど日本のは仕事そのものが朱子学カルトに染まりきっており、ロボティクスに代替できないのはもちろんのこと、日本以外の市場に輸出すら丸でできないのである。

低賃金で複雑かつ大量の業務をさばかなければいけない深夜労働など誰もやりたいと思うわけがないのである。そうなれば二者択一で、①アルバイト不足分をフランチャイジーの「オーナー」が無理してカバーするか、②市場価格に見合う時給を支払ってアルバイトを雇用するかのどちらかである。

詳しい収支はよくわからないけれどコンビニのフランチャイジーがその二者択一の前者を選択している理由は、おそらく市場価格でアルバイトを調達すると利益が出ないからではないか。コンビニエンスストアはいつの間にか現代の徳川のような、共存は名ばかり、本部利益ワンサイドの代物になってしまっている。

 24時間店を空けておいて本部以外に誰が利便性を感じるかといえば、アルコール依存症の人とニコチン中毒の人なのではないか。コンビニとは事実上、麻薬の水道である。

無責任な解説者がコンビニのロボット化を進めるべきなどと言うけれど、そいつは一度でいいから、深夜コンビニのバイトを実際やってみるべきである。深夜のコンビニにやってくる人間はそもそも思考回路がいかれている人間が多い。感情労働を強いられる。ロボットに代替できる仕事は決済くらいで、ロボットは解決策としては期待できないのではないか。

コンビニの深夜時間帯をどうマネージするかを考えるよりも、朱子学カルトを捨てることを考えるべき。 24時間店を開けておくなんて発想は、1980年代の高度経済成長期の無根拠なオカルトを、カルト本部が引きずっているだけである。おにぎりや冷やし中華を見直すよりも朱子学カルトを見直すべきである。