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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

センスメイキングできないおじさん達

【要点】

  • 何もかもを自分の立身出世や殖産興業にとって「役に立つか立たないか」に還元してしまう「心の病」
  • 政財官学なべて、意味よりも損得一辺倒のクソ社会に成り下がった
  • センスメイキングできないおじさん達は、世界からも若者からもスルーされつつある

もう俺は、新聞も殆ど読まないし、テレビも滅多に観ないので、世の中のことが大分わからなくなって来たのだけど、世の中のことなんてわからなくてもぜんぜん構わないので、おじさん新聞記者によるマンスプレイニング満載の記事なんて一文字も読みたくないし、テレビ番組の字幕・テロップも、極めて命令の意図が強い内容ばかりなので、一文字も読みたくない。テレビって昔は動画を観せるコンテンツだったのだけれど、いつの間にか大量に文字を読ませるコンテンツに変わっていて、超絶不気味。

総理にしろ副総理にしろ歌舞伎や落語みたいに世襲だし、財界もかなりの割合で世襲が牛耳っている。要するに家として大金を持っている井伊直弼みたいな奴らが政財官学を金太郎飴の如く支配しているから、ありとあらゆる活動の目的が、継いだ家業を守り抜くことになってしまう。

要するに支配層にいるおじさんを駆動しているのは、120%損得という唯一絶対尺度であり、政財官学すべての価値基準は「自分にとって役に立つかどうか?」だけである。

全てのシステムが損得の為だけに最適化されているので、組織的な不正がまかり通ってしまう。

銀行が高齢者に外貨建て保険販売、殺到する苦情の信じ難い中身 | inside Enterprise | ダイヤモンド・オンライン

社会的に信用のある銀行が、金融のことをなんにも分からない老人に、まともな説明もなくリスキーな金融商品をじゃんじゃん売りまくる。銀行の損得最優先のオレオレ詐欺紛いの悪業。

レオパレス21やスルガ銀行と同類の酷い商売なわけで、この腐敗は恐らく、衣食住のあらゆる産業、企業に通底しているに違いない。

桜田大臣、がっかり発言撤回「今までの分も挽回したい」:朝日新聞デジタル

桜田氏は12日、「日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」などと記者団に述べた。

このパソコンを使わないセキュリティ担当おじさんは、東京五輪も担当しているので、18才の競泳選手の病すら、損得のフィルターにかけてしまう。金メダルを取ること、国民が盛り上がること、どちらも五輪の基本精神をまるで理解していない、何もかもを自分の立身出世や殖産興業にとって「役に立つか立たないか」に還元してしまう「心の病」と言わざるを得ない。国会議員が金メダルを期待すること自体五輪憲章に合わないし、国民が盛り上がることも、五輪の本意ではない。

五輪憲章とはつまり五輪の価値や意味をテキストに記述したもの。それすら読んでいない担当大臣……おじさんが底なしにダメな国であることを、毎日手を替え品を替え、これでもかこれでもかと見せつけられる。

現代のしょうもないおじさんに根本的に欠けている資質は、「センスメイキング」と呼ばれる能力である。

イノベーションに欠かせない「センスメイキング」とは | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

いま経営学で注目される分野に「センスメイキング」があります。組織心理学者のカール・ワイクを中心に発展してきたこの理論は、日本語に訳すと「意味付け・納得」となります。組織のメンバーやステークホルダーを納得させ、いま何が起きていて、自分たちが何者で、どこに向かっているかの「意味付け」を集約させることです...

東京五輪をやると決めたのなら、五輪開催の高潔なる「意味付け・納得」をさせることが、リーダーの役割なのに、お下劣な損得勘定、盛り上がれば景気の波動が良くなる的な頭の悪い「使えるか使えないか」の論点に、自らレベルを落としてしまう。

開催誘致の正当性に疑義を持たれている灰色の五輪にぴったりの、浅ましくさもしい担当大臣である。

そもそも日本という国民国家の「意味付け・納得」を考えれば、五輪や万博のような過去のリバイバルは決して最善手ではない。政財官学なべて、意味よりも損得一辺倒のクソ社会に成り下がった。センスメイキングできないおじさん達は、世界からも若者からもスルーされつつある。こいつら、マジで桜田門外で死すに値するのではないか。

プロジェクトを起こす際に、プロジェクト全体を表す詩を作る。(折々のことば1367)