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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

悪の定義をアップデートしなければ

【要点】

  • 思考停止しているあらゆる人間にとって、アンケートとは出鱈目であり単なる仕事ごっこに過ぎない
  • 人間であることを拒絶した悪
  • 思考停止人間による朱子学カルトこそ、人類の巨悪

「米軍74年」の2019年も、はやくも12分の1が経過してしまい、旧正月の2/5(火)には2019年の10分の1が終わったことになる。

年があらたまっても、くさくさするニュースばかりが続いているけれど、中でも千葉県野田市の小4女子が父親に殺された事件は、いまの日本が直面する、社会人の不作為による「陳腐な悪」という朱子学カルト炸裂であり、ああまたかと看過することはできない。我々はもういい加減に「悪」の定義をアップデートしなければならない。3つほど見解を述べたい。

アンケートは出鱈目の温床

殺害された小4女子がアンケートに記した救助依頼が教師→教育委員会→殺人容疑者の父親へと開示され、これが殺人の遠因となった恐れがある。この担任教師に限らず、思考停止しているあらゆる人間にとって、アンケートとは単なる仕事ごっこに過ぎない。厚労省による不正統計などはその典型だと思う。社会調査は回答も分析も解釈もいかようにでも恣意的に捏造できてしまうので、人間が出鱈目ならば写し鏡のようにアンケートも出鱈目なのである。

もしアンケートに、調査主体にとって不都合な事実があるとわかれば、それは忽ち、凡庸な思考停止人間に降りかかった厄介事になる。アンケートとは、基本的には出鱈目を回答するものであり、仮に今回みたいに、子どもが正しい内容を回答しても大人は不都合なことは勝手に捻じ曲げて読み取ってしまう。なぜなら思考停止の社会人は、いつもアンケートには出鱈目に答えているからである。出鱈目を答えているから、分析も解釈も出鱈目になるのは当然のことなのである。いわゆる社会調査は、嘘ばっかなので、俺はいっさい信用していない。

見殺しは人類への犯罪

小4女子を保護施設から出してしまった児童相談所にせよ、父親にアンケートを開示した教育委員会にせよ、児童虐待へのど素人ではないのだから、これは悪質な不作為である。ハンナ・アーレントの言葉。

世界最大の悪はごく平凡な人間が行う悪です。
そんな人には動機もなく、信念も邪心も悪魔的な意図もない。
人間であることを拒絶したものなのです。
そして、この現象を私は悪の凡庸さと名付けました。

(映画『ハンナ・アーレント』より)

小4女子殺人とは、教師、児相、教委というごく平凡な人間による悪であり、人間であることを拒絶したものであり、この事件は、思考停止人間による人類への犯罪である。我々は、悪とは何か? について待ったなしでアップデートしなければならない。

あらゆる犯罪被害者に記録装置を

思考停止人間による悪。この「人類への犯罪」をどうしたら防げるのか。俺はテクノロジーと集合知によって、抑止したり懲罰的損害を与えるしかないと思う。具体的には、被害者すべてのライフログを音や映像で完全に記録して保全し、具体的な被害の証拠を、インターネットにアップすることである。動かぬ1次情報があれば、被害者が追い詰められる前にネットでその事実を知った人々が騒ぎ出す。世間が騒げば、警察も動くし、平凡な悪人を追い込むことも簡単になる。

繰り返しになるが、悪の定義をアーレント的な悪にまで、広げるべきだ。動機もなく、信念も邪心も悪魔的な意図もない、朱子学カルトによる陳腐な悪をテクノロジーでモニタリングして監視する抑止力をもって、未然に防ぐしかない。

没落していく民族がまず最初に失うものは節度である。

(シュティフター「水晶」)