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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

本性と逆算

【要点】

  • 未来にないものは、いますぐに捨てる。
  • いかに働くことなく成果を出すか?
  • 特別ではなく普通が大切 。

「ワープロはいずれなくなるか?」という質問に30年前のメーカー各社はどう答えた?|@DIME アットダイム

30年前に家電メーカーでワープロ担当だったサラリーマンは、まさかワープロがなくなるとは思いもしなかった。俺なんてもはやテキストの生成にPCすら使っておらず、5000円くらいのAndroidタブレットに音声入力してワード・プロセッシングしており、これを見たら彼らは腰を抜かすだろう。

過去から未来を積み上げていると、非連続の変化に適応できない。時間は未来から過去へと流れているのだから、未来にはないものをいまこだわって持っていても仕方ない。未来にないものは、いますぐに捨てる。大原則である。

今日は、最近考える変化について三つ取り上げたい。

①コレクション→セレクション

情報の相対的に少ない時代には、とにかく何でもかんでもコレクションすること(Whole Collection )に価値があった。

全てを完全に集めることである。本の虫が蔵書をし過ぎて家の床が抜けるみたいなことだ。しかしいまやもうコレクションは不能である。それならば、限られた書棚に珠玉の本をセレクションした方が価値がある。情報過多の現代、コレクションにはコンプリートがない。国会図書館やAmazonすら、コレクションにほ程遠いのだ。

このことを敷衍すれば、全ての大学入試受験科目で良い成績を収めることよりは、これぞという得意科目のセレクションが大事である。つまり、得意なことはもはや学歴でなくてもなんでも良いのだということ。セレクションのセンスが試される。

②労働→投資

生真面目にコツコツと働く頑張り屋さんが精いっぱい頑張って働いても、もはや確実に成果が出るとは限らない。いかに働くことなく成果を出すか?  ばかり考えている人の方が、思いもよらない成果をゲットする。労働を上回る成果を獲得する方法は投資である。いかに働かないか?  厄介な労働者を抱え込まずに成果を獲得する方法にこそ、頭を使いたい。世の中が「人手不足」と言うのなら、自分のワンオペだけで金を稼げる方法を考えたい。

③特別→普通

多くの人がまだ、自分は特別だと考えている。承認欲求とは誰かに自分が特別だと認めて欲しい欲望である。特別であることは、マーケティング用語の「差別化」だから、超絶レッドオーシャン。こういう時こそ、「人の行く裏に道あり花の山」である。

実は、普通にこそ勝ち目があるのではないか。ラーメン屋が矢鱈と「こだわり」「高付加価値」「高価格」競争で特別を競い合っている市場に、日高屋が「普通においしい」で勝ってしまうみたいなことが近い。「普通」とは、退屈でつまらないことではなく、「普く(あまねく)通用する」ことである。

このブログも、しょうもないSEOをしたり流行りの言葉をちりばめる「売れ筋ごっこ」や「もはや市場のどこにも実存しない中間層への迎合」や「表層的な特別ごっこ」をするのではなく、「普く通用する」ことを毎日書くことを意識している。

それは端的には、人間の本性(ヒューマン・ユニバーサルズ)の洞察であり、過去ではなく未来からバックキャストした現在の洞察である。

徒手空拳(社会人ではなく、孤独な個人として手ぶらで生きること)は、人類の本性であり、テクノロジーの未来からの逆算である。