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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

データがぶち壊す権威

【要点】

  • 価値の高い言葉には、高い値段がつく。
  • 最近は「言葉の乱れ」への説教がされなくなった。
  • データを集めて読み取り、データに基づき意思決定することが大切である。

文系・理系という分け方は、右脳・左脳とか血液型や星座占いとおんなじくらい無意味。文字も数字もデジタル信号であって、おんなじデータである。例えばGoogleは、文字と数字のデータの演算によって、ゼロから膨大な富を築き上げた。

言葉の価値を定量化して、言葉に値付けしてフェアな市場を形成した。だから価値の高い言葉には、高い値段がつく。新語だろうと古語だろうと、人々の間で多く使われていれば高価である。基準は骨太で明確。言葉が貨幣の一つであることを完璧に証明した。Googleによって、言葉の価値は合理的な数字になった。

送り手によるひとり善がりの美辞麗句も、受け手に流通しなければ価値はない。コピーライターの書く巧言令色が完スルーされつつある。もはや送り手にとっての価値などどうでもよく、受け手の価値こそが120%正しいという大転換が起きた。

文字と数字による市場価値によって、「言葉の乱れ」にごちゃごちゃ小言を言う「言論の権威」も殆ど力を失った。最近は「言葉の乱れ」への説教がされなくなった。少し前まで、団塊世代のおっさんが、飲食店アルバイトによる「よろしかったでしょうか」とか「コーヒーになります」などの言葉遣いがまるでなってない!  とか偉そうに文句言ってたけど、最近では急速に彼らの正しい日本語という権威がぶっ壊れている。超絶メシウマである。NHKアナウンサーの言葉遣いとYouTuberの言葉遣いの優劣は、もはやないも同然。むしろNHKアナウンサーの言語体系は、インターネット以前の古いものという認識でしかない。

データが、20世紀のあらゆる権威をとことんうち挫く。あらゆる局面で、データを無視した非科学的な権威は力を失っていく。

宝くじの売り上げが減り続けるのは、もちろん宝くじを買う余裕がないからだけど、データが「宝くじなんて買ってもムダである」ことを雄弁に語るから。これだけSNSが発達しても、周囲で当選した人間の噂を丸で耳にしない。当選確率を理解すればそんなの当たり前である。

プロパガンダの説得力も、データによって急速に弱まっていく。プロパガンダの為に駆使される送り手の言葉の価値が、Googleによって毀損されてしまう。人は市場価値のない言葉によっては決して動かない。

酒で身を滅ぼす人間が減るのも、結局はデータの賜物である。少し調べれば、アルコールにメリットのないことはすぐにわかる。SNSを見れば、アルコールによるデメリット情報ばかり。Googleが数学的に決めた日本における「話題の人」のトップ1と3は、アルコールで大切なものを失った人である。このデータを差し置いて、アルコールが良いものだといくら金かけて宣伝しても虚しい。

Googleが2018年の検索ランキング発表、急上昇・話題の人・平成○○・ドラマ・映画など2018年の出来事が丸わかり - GIGAZINE

この国の朱子学カルトシステムを解体するのは結局のところデータである。データは市場と言い換えても良い。逆にデータとは、アンケート結果ではない。アンケートにはますます嘘ばかり書かれることになる。

文系か理系かみたいな時代錯誤はもう通用しない。生死を分けるのは、ただただカルトかデータかの差である。カルトは続かない。データを集めて読み取り、データに基づき意思決定することが大切である。