kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット,断酒,ノンアルコール,Evernote,ライフハック,読書.音声入力

徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

ICレコーダーについて

音声全録によるライフログをはじめて半年以上経過した。丸一日、とにかくなんでもかんでも録音し続けることのメリットはやってみると、計り知れない。ライフログ本来の記録という目的はもちろんだが、なんでも記録されている安心感から、他人の話をまるで聞かなくなった。

これは予想外の大きな収穫である。言質が保存されるメリットは想像したが、相手を傾聴しなくなる、つまりコミュニケーションの非同期化が起きるなんて想像してなかった。

全録しているとはいえ、多くのライフログ音源は後から聴くこともなく、録音しっぱなしでハードディスクドライブにただデータが保管されているだけである。相手が何を話していたか精確にサルベージする必要なんて一年に数回しかない。

例外は自分による音声メモで、毎日夜寝る前にトラックマークを頼りに独白メモをすべてサルベージする。自分で自分の独り言に耳を傾け、それをそのまんまテキスト化する。独白メモは備忘録だったり、立ち読みして気に入った本の書名だったり、本の気に入ったフレーズだったりするが、最近は自分で自分に口述筆記させるつもりで、考えごとや物思いを出来る限り録音することにしている。

今日は、全録マシンのICレコーダーSONYのICD-TX800について考察したい。

ソニー SONY ICレコーダー 16GB ICD-TX800 : 小型サイズ リニアPCM/遠隔録音対応 リモコン付属 2017年モデル ホワイト ICD-TX800 W

俺は元々音声メモマニアで何か思いついたら何でもかんでも録音していた。しかし、ICレコーダーを取り出して録音スイッチをオンにするのは、意外とかったるいのである。周りに誰かいれば、録音スイッチをオンにするのも気が引けて、結局録音タイミングを逸してしまい、閃きや重要情報そのものを忘れてしまうことも多かった。

勿論いまではiPhoneにも録音機能がついているし、Evernoteにもマイクで音源をそのまんま残す機能もあるけど、スマホを取り出してアプリを開き、録音スタートするまで複数のステップがあり、これも結構な面倒である。スマホを取り出して時刻確認するより、腕時計を見たほうが早いのと同じである。

ICD-TX800購入を機に常時録音に切り替えたのだった。このマシンは録音パーツとリモコンパーツに分かれていて、録音パーツには最小限のボタンしか付いていない。超小型なので俺はこれをネックレスの体で首から下げている。これなら小さい声の独白も十分拾ってくれる。

ICD-TX800のよさはなんといっても小さいこと。トラックマークの設定がラクであること、定間隔トラックマークに時刻が残ることである。

トラックマークを目印にあとからそこだけ聴いて、シャドーイングで音声入力してテキストにする。リモコンでトラックマークをつけてからしやべり、しゃべり終わったら「以上」という言葉で録音を区切る。これで独り言がほぼすべて後からサルベージできる。

人間の意識はいつどんな時でも移ろいでいて、様々な環境でいろいろなことを考えている。だから思いついたことをいつでもどこでも口語として残すことができると、自分の世界観が驚くほど変わってくる。これは紙とペンではなかなかできないことなので、おもしろい。