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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

自己申告の多くは嘘

街中をうろつく人間が、やたらタバコを吸う人間ばかりなのは気のせいだろうか。最近は喫煙所も規制されて、どんどん街の片隅に追いやられており超絶メシウマではあるが。

日本の喫煙率はJTによれば今年2018年の調査で17.9%という数値なのだけど、かなり嘘くさい、実際の喫煙率はもっと高いと思う。

ホモ・サピエンスは基本的に嘘つきである。敵を欺く狡賢さでここまでサバイヴしてきたのだ。JTの調査は質問に答えるアンケート方式なので、本当は吸うくせに吸わないと回答している人間が相当混ざっているはずである。もちろんアンケートの回答内容を偽る必要などないが、喫煙しないと回答しておいた方が調査が簡単に終わるとか、単に非喫煙者と答えた方が今っぽいといった理由で嘘を書く。

これだけ煙草が忌み嫌われると喫煙に後ろめたい感情を持っている人間がほとんどなので、調査対象者も「吸わない」と虚偽回答をする空気が社会にはある。

実際に「私は飲み会でしか吸いません」と自己主張している人間が、オフィス近くの屋外で死んだ目をしながら喫煙しているのを目撃したことがある。人間の自己申告ほど当てにならないものはないと身に染みる。

もちろんアルコールについても虚偽傾向がバリバリある。飲酒習慣、酒癖、酒量についての自己申告も、まったくもってあてにならない。

やれ「夜七時以前には飲まないポリシーである」とか、やれ「家では酒は飲まないポリシーである」とか、やれ「毎日ビール500ミリ缶一本しか飲まない」とか、だいたいそういう「コントローラブルだ」という自己申告を声高にする奴に限って、多くの場合真っ赤な嘘である。

特にこちらが聞いてもいないのに自己申告してくる奴は、かなりの確率でアルコール依存度が高い。

インターネット社会は新しい段階に入り、例えばインターネットのアンケート調査で「酒は飲まない」と回答している人間が、毎晩コンビニエンスストアで決まって、かなり多量の酒を買い込んでいる行動を事実として補足することができる時代になっている。

行動データが明らかになると、人間は残念ながら嘘の回答ばかりしており、その種のいい加減なデータセットを真剣に分析したとしても、有益な洞察は得られないことが明らかになりつつある。

喫煙や飲酒の有無は、これから中国みたいに個人の信用スコアリングをつくる際にはかなり重要な指標になる。喫煙も飲酒もしない人間の信用はかなり高まる。そんな大切な指標は、アンケートの自己申告ではなく当然のことながら、実際の購入履歴で判定されることになる。

こういう時代になって、俺は密かに、多くの人間の自己申告や意見をまったく信用していない。他人との会食は、でまかせや嘘のオンパレードなのでこちらが穢れる。素面ですら穢れるので、相手に酒が入る場には極力行かないように注意している。アルコールの染み込んだ脳は、ホモ・サピエンスを120%の嘘つきに仕立て上げる。飲み会には、せいぜいが相手の言質を録音して弱みを確保しておくぐらいの利点しかない。