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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

固定費は泥棒

コンビニ店長ほど死んでもやりくない仕事はない。絵に描いたような名ばかり自営業。本部から容赦ない指図を受けた上に、驚くほど裁量権がなく責任ばかり負わされ、最悪なのは、ほとんど儲からない。

人件費が高騰しているので自分が働かなければならず、やればやるほど疲弊する。コンビニ業態はオワコンであって、アルバイトを管理するのも徒労である。

しかも実態はアルコールの水道であり、人間を不幸にする商売。その証拠にもしコンビニで酒販が規制されたら、殆どのコンビニが立ち行かなくなる。

酒を野放図に売っても全然儲からず、人間への不信感が募り、徹底的な吝嗇で臨まないと生きていけなくなるので、この写真のコンビニのように敷地内の水道水も勝手に使われないように、蛇口を取っ払う。ここで水を飲むならコンビニで水を買いなさいということだ。

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いずれにしても俺はもう、人間を雇って管理しなければならない仕事は心底やりたくない。機械が洗練されればされるほど、労働者の技能は衰えていくし、何と言っても人を雇えば必ず不良な人員が紛れ込む。コミュニティとかサロンなぞも、会社という封建制度の縮小再生産でしかない。

面接では生真面目で大人しいフリをしていても、いざ採用となればとんでもない悪さをしでかす人間は一定量存在する。過酷な生存競争を知能とエゴイズムで生き抜いてきたホモ・サピエンスとはそのような動物なのである。更に、日本ではいざ雇うとなかなか解雇できないので、人件費という固定費をかけるいかなる仕事も‪端から‬無理ゲーである。

さらに言えば、毎月なんらかの賃料を支払わなければならない仕事はできるだけやりたくない。人件費も賃料も固定費であり、固定費とは結局のところ単なる泥棒である。

従業員に金を支払うかわりに、そいつに命令して言う通りにさせることは結局、相手の恨みを買う。ホモ・サピエンスは基本的に獰猛、強欲であり、他人から命令をされるとどんなに穏やかな表情を装っても心中は敵愾心に満ち溢れるのである。

高度経済成長期に長期安定雇用が実現したのは、別に何にも貢献していなくても、いるだけで給料が上がっていくシステムだったからで、格差をつけて他人を顎で使い倒せば、下々からは忌み嫌われること必定である。だから俺は絶対に、他人を雇う事業はやらない。

これからの仕事とは、端的に言うと原則として固定費のかからない仕事である。例えばポップアップ・レストランである。料理人が固定の店を持つのではなく、期間限定で店をオープンする。SNSで自由に告知ができるし、余計な固定費を一切抱え込むことがないので、損益分岐点も劇的に改善される。ポップアップ業態はレストランだけでなく、書店や雑貨店や喫茶店などに応用が可能である。

さらに言えば、映像制作業も編集スタジオなど特に自前で持たずしてもはやいくらでも作ることができるし、つくったものをインターネットに好きなように発表できる。

出版なども出版社や取次店を中抜きしてダイレクトに電子書籍を簡単に売ることができるし、わずかなコストでプリントオンデマンドも可能。Amazonで紙の本を売ることすら可能になりつつある。注文があってから紙の本をワンオフで印刷して顧客に届けるサービスも存在する。

映像制作会社や編集プロダクションが立ち行かなくなっているのは、収入に見合わない固定費という泥棒に惰性で金を支払い続けているからで、余計な人件費や事務所代などの固定費を使わなければ良いのである。

逆に言えば、人手不足だから移民受け入れと大騒ぎしている経団連は、人件費という固定費をかけ過ぎているので、世界景気が悪くなったらすぐに行き詰まる。アホみたいに固定費を抱え込んでいるアホな商売は、これから必ず行き詰まる。