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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

時間へのコントローラビリティ

今日はハロウィン……。渋谷の和製レッドネックオフ会がすごいことになっている。

新・映像の世紀 特別編 渋谷の若者が見た革命 - YouTube

渋谷が西武や東急などの資本による文化の街だったのはせいぜい2004年位までで、それから先は単なる吹き上がり場、破廉恥場でしかない。若者の街からレッドネックの溜まり場に変貌した渋谷には、もう渋谷でしか観られない映画を観るときぐらいしか行かなくなった。不当に高いランチに無駄な金を使うくらいなら好きな映画を観たい。

だから平日のランチはすっかりおにぎりかサブウェイ(あるいはその両方)になった。理由は四つある。まずはそれなりに美味しいこと。二つ目に塩分や脂質、カロリーが高くないこと。そして安いこと。

dancyu(ダンチュウ) 2018年11月号「おにぎり。」

しかしなんといっても、マルチタスク性の圧倒的な高さである。おにぎりを食べながら本やスマホが読める。食べながら移動もできる。食事に時間がかからないので一日を有効に使える。ほとんどの朝と夕食は自宅で食べるから、ランチは空腹を避ける為の最小限度のつなぎにしている。外食は塩分、油分、糖質が多過ぎて、しかも時間が取られるし、中食もイートインで食べるのは心底落ち着かない。

メシに限らず時間を主体的に制御できるものでないとすっかりきつい。ワイドショーがダメなのも、だらだらした時間の流れにこっちがひたすら合わせないといけないのがダメだし、サウナも防水ウォークマンで耳から情報入れられるから良いのであって、最近ではウォークマンなしではサウナには行かなくなった。

テレビよりはYouTubeなのも、YouTubeの方がこちらが時間をコントロールできるからだろうし、基本的には映像よりも文字の方が時間を圧縮できる。例えば最近では、ある作家の本を図書館でまとめて5冊ぐらい借りてその場で二三時間しかかけずに目次を頼りに重要なところだけ一気に読むみたいなことをよくしている。内容がざっくり分かったら、その日に借りた本もその場ですぐに返してしまうのである。文字情報は圧倒的に時間の主導権がこちらにある。ニュース番組を1時間見るのは辛いが、新聞の重要な見出しだけをざっと読み飛ばすということがテキストメディアには可能である。

そして結局こうやって時間へのコントローラビリティを追求していくと、酒なんてアホらしくて飲んでいられないのである。更に言えば、酔っている人と何時間も同じ時空にいることにも耐えられなくなる。酔った人間と無駄な会話をするよりは、家に帰って死んだ人間が書いた言葉を読んだほうが数万倍マシだと思ってしまう。

コストパフォーマンスとよく言われるけれど、いわば「タイムパフォーマンス」の良いものでないとなんでもかんでも受け入れられなくなっている。

テレビのなんともこちらがハンドリングできないのっぺりした時間感覚に比べれば、AmazonプライムやNetflixは自分の思い通りに、はじめから好きなように観られるし、どこで中断してもいつでも再開できる。マルチタスキングと非同期化のできないものは支持されなくなっている。くどいようだがアルコールや飲み会はシングルタスク縛りの超同期的なメディアコンテンツなので、これからますます衰退するはずである。全ての人に等しく与えられた時間の価値は、どんどん高まっている。