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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

中間層を無視することの巨大な価値

Amazonプライムのオリジナル・コンテンツを観てると、めちゃくちゃレベルが高い。かけてる予算規模も凄いのだけど、訴えようとしているコンテンツの知的レベルが凄く高いのだ。

翻って日本のクソな地上波ドラマ、敢えて名前を出すと下記ドラマのような、視聴者を舐め腐った思考停止の作り手による超低IQドラマなど、本当国辱レベルだと思う(笑)。

フジ『黄昏流星群』近年稀に見るクソドラマ過ぎて大爆笑&虜に!もはや傑作コメディ! | ビジネスジャーナル

米国におけるAmazonプライムの会員数は9500万人以上……。1億サブスクライバー越えも時間の問題である。いま富裕層にアクセスしている最有力チャネルは、ぶっちぎりでAmazonである。AIDMAのクローズドループをAmazon単体で独占している。もはや、欲しいものはGoogleじゃなくてAmazonで検索してる人ばかり。

いま日本の百貨店やスーパーマーケット、コンビニなどが衰退しているのは、リアルな店舗が衰退しているというよりも、本当は、中産階級そのものが衰退しているのであって、日本は米国の五年遅れで中間層がボロボロに朽ちている。日本のラストベルトがむくむく立ち上がっているのである。

冷戦期に中間層向けの工業製品でボロ儲けした多くの日本の軍国企業が力を失いつつあるのは、要するに中間層が急速にいなくなっているからである。

例えば松下幸之助の水道哲学は、家電をありがたがる大衆に水道のように商品を提供するという考え方だけど、日本にはその水道水をがぶ飲みする中間層がもういないということである。だからパナソニックは、中間層に家電を売るのを潔く棄てた。B to Cを棄てて、B to Bに鞍替えしようとしてる。水道哲学という哲学を棄ててしまった。

ホンダなどもオイルショック後の米国で燃費の良いエンジンを積んだ車が中間層にバカ売れしていまの地位を築いたのだけど、米国のシビックは、もはや相対的に貧しいシニアが乗るクルマである。現在のホンダの利益のほとんどは、新興国の爆発的に拡大する中間層にオートバイを売ることで出している。一方で日本では、もう既に中間層を諦めて、中間層より貧しい人に高級な軽自動車というわけわからんクルマ(Nボックス)を売ることにいち早く鞍替えした。

パナやホンダのように、市場でまともに商売していくのなら、日本の中間層なぞ無視するに限るのである。いつまでも中間層という亡霊を追いかけていては、会社もろとも滅んでしまう。

百貨店やスーパーマーケットやコンビニエンスストアのような中間層向けの業態は、5年先にはかなりやばいことになっているだろう。はっきり言ってしまえば、中間層など客ではないのだ。百貨店もスーパーマーケットもコンビニも富裕層に支持されないことには必ず消滅する。富裕層が大切にしているものは、時間である。

中間層向けの低知能指数ドラマなどつくり続けていれば、スポンサーがつかなくなるだろう。

あのマクドナルドだって、復活した最大の理由は、喫煙率の高い中間層を棄てたことである。とにかく、まともな商売をこの国でやるつもりなら、しょうもない中間層向けの常識、「社会人としての常識」とやらを棄て去るしかないのである。社会人という朱子学カルト中間層(和製レッドネック)の常識など、もはや無価値である。ついでに言えば、アルコールなぞ中間層向けのチープな官製ドラッグに過ぎない。酒を飲むことは、和製レッドネックのライフスタイルである。