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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

アルコールやめた時点で勝ち

軍国社会の鉄の常識は未だめちゃくちゃ強い。

季節を取り入れた愛情たっぷりの手料理を習おうと、ガラス張りの料理教室にたくさんの人が夜な夜な集まってるのを見ると、昭和の「おふくろの味」プロパガンダはまだまだ根強いんだなあと思う。

しかし事実上オワコンの「おふくろの味幻想」を合理的に小気味よく破壊する書として、勝間和代のこの本に感動した。

勝間式 食事ハック

彼女が提案している「ハック」の本質は、マルチタスキングである。「料理している間は料理しかできない」というのがこれまでの常識で、それは目を離すことのできない火を扱うからだけれど、ホットクックやスチーム加熱オーブンなどの調理家電は加熱工程の自動化によって、マルチタスキングができるようになった。

これは、モビリティの自動運転と同じことである。自動運転の何が破壊的かといえば、運転している間も運転をしなくて良いというマルチタスク性にある。私はマイカー通勤を全くしたいと思わない。なぜなら、運転している間は運転しかできないからである。同様に、自転車通勤も全く魅力を感じない。自転車をこいでいる間は、自転車をこぐこと以外に集中できない。

マイカーや自転車通勤よりも、公共輸送機関をフルに活用した通勤の方が、移動しながらマルチタスクが可能なので、圧倒的に効率がいい。

さらに言えば、通勤なんてもういらないという時代に差し掛かっている。自宅で仕事をするというのはメタなマルチタスキングである。

つまり、大事なのはできるだけメタなレベルでマルチタスキングを実現していくことなのである。究極的にはサラリーマンをやりながら副業で稼ぐマルチタスキングがこれから重要になるだろう。メタなマルチタスキングをするために、最も希少なリソースは、つまるところ、時間である。

仕事や家事をできるだけマルチタスキング化して、浮いた時間をメタな生産に再配分する。このブログひとつにしても、フリック入力やキーボード入力をできるだけやめて、音声入力に切り替えている。

結局のところ、メタなマルチタスキングのために一番何が重要かと言えば、アルコールを飲まないことである。アルコールをやめた時点でかなりマルチタスキングの時間的余裕ができるのである。つまり、アルコールをやめた時点で勝ちなのである。アルコールを求めるそわそわとした時間、アルコールを飲んでいる時間、酔って思考が停止している時間、質の悪い睡眠時間、翌日のアルコールが残って不快な時間、これらの無駄な時間が限りなくゼロになることによって、メタなマルチタスキングが可能になる。

メタなマルチタスキングが可能になれば、人生は何倍にも引き延ばせる。戦略の時間軸に、レバレッジがかかるので、中長期的な視点に基づくダイナミックな戦略を構想することができる。繰り返しになるが、様々なレベルの対策を講じるよりも時間というメタなレベルの抜本的なソリューションを生み出せるという意味でアルコールをやめることは即ちその時点で勝利の確定と言っても差し支えないのである。

そして、アルコールをやめてからのさまざまな打ち手が、まるで長編映画のラストシーンのように伏線が回収しまくるのである。会社を辞めて、リスキーな起死回生策に出るより、ただ単にアルコールをやめた方が勝利へと結びつく。アルコールをやめられない人には信じられないかもしれないけれど、このブログを読んでいる人の中で、アルコールをやめた人には共感されることではないかと思う。