kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット,断酒,ノンアルコール,Evernote,ライフハック,読書.音声入力

徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

disconnected

とあるスポーツクラブが新規オープンで、加入する気もないのに見学に行ってみた。私の場合、元々めっちゃ意志が強い上にアルコールを飲まないので、自宅での自重筋トレも余裕でノルマをこなしている。新規オープンのジムにサウナがあると言うので、見学したのだった。

固定費は人頭税であり、人頭税とは泥棒、故に固定費は泥棒、と考えている私には、ジムの会員になる気持ちがない。

もし会員になれば、自ずとこの場所は半分義務としてしょっちゅう来なければならなくなり、私の自由を縛るものになるのである。

毎日気ままに、放屁のように生きていきたい。

夕方「ミッション・インポッシブル 〜フォールアウト」を鑑賞。都内劇場上映が今日までだったので慌てて駆け込む。

安定の面白さ。ストーリーは荒唐無稽だし、偶然の出来事が多過ぎるけど、そのスケール感は素晴らしい。何も考えずに120分没入。

最近の作品は120分超えが増えてきた気がする。劇場でスマホ電源を切って没入する特別な体験時間としては90分だとやや短いのかも知れない。

映画館で映画観てる途中にスマホチェックする「ながらスマん子」多し。死んでくれたら嬉しいのに。映画鑑賞中のスマホの灯りってすごく邪魔臭い。迷惑。

私の場合、サウナだと180分くらい茫然自失になるので、頭の中には”disconnected cost”のような概念がある。スマホが繋がらない時空にいる時間あたりコストである。銭湯サウナだと、200円/時くらい。劇場で映画はそれに比べると割高。大学図書館だと電波の届かない地下書庫の閲覧室がいい。最強のdisconnectedは何と言っても睡眠である。何しろゼロ円である。睡眠というノンストップのdisconnectedを得る為に、サウナに通っているようなものである。

酒を飲んでいた頃は、アルコールもまたdisconnected の為に飲んでいた気がする。スマホをオフにして独り飲むこともあったし、誰かと飲んでいるといつのまにかスマホの存在を完全に忘れて、誰にも返事をしなかったりもした。

アルコールの場合、スマホの存在をすっかり忘れてしまい、脳生理的にdisconnected になるのでいま思うとかなりヤバい。

アルコールが入ると時間の経過があっという間になるのは、実は誰とも繋がらずdisconnected な状態に陥るのである。他人の話なんて実は聞こえていないし、自分の思考も止まっている。酒を飲みすぎた翌日覚えてないのは、忘れたからではなく、最初から脳にインプットされていないのだ。つまりdisconnected である。

酒をやめてから、そういう物理的な忘我状態にとてつもなく恐ろしさを感じるようになった。飲酒ってつまり、五感を閉じる行為なんだな。

アルコールを止めると、映画鑑賞や読書などの生産的な没入密度がぐっと濃くなるし、睡眠質も高まる。夜になっても酔わないから、筋トレなどの毎日やるべきことも挫折しにくい。本当によいこと尽くし。

アルコールがコミュニケーションを活発にするというのは実は嘘で、大麻と同じdisconnectionを引き起こすダウナー麻薬で、感覚がどんどん内部に引きこもる。酒に酔っての意味ない会話の応酬は結局、孤独を深めているのだ。その本質に気づいた人はお酒なんて必要なくなる。

私の場合アルコールをやめた利点は、集中して読書できることと、熟睡できることである。この利点はもう手放せない。

酒を飲んで進んで他者と分断されている人が、心底お気の毒である。