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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

中年の危機

鈍行列車で近郊の高原に来た。鳥の囀りしか聞こえない。ゴールデンウィークも、何にもしない。

最近ネットで「中年の危機」なる言葉が散見される。金も地位もあるイケメンの46歳芸能人が強制わいせつで書類送検されたり、医者や弁護士資格を持った政治屋が買春で知事を辞めたりしてるから、そういう流れでこの言葉が出てきてるのかな。

中年の危機とは、中年期特有の心理的危機、また中高年が陥る鬱病や不安障害のことをいう。(ウィキペディア)

定量調査をかけると大体どの国でも一番不幸だと感じているのは48歳、という都市伝説もある。40代後半になると親が老いたり、子が自立したりするし、仕事の限界も見え始めるから、人生の先が見えるっていうことなんだろう。

「自分は特別だ」と洗脳されて、消費させられるのが現代の人間。気づいてみたら「自分は特別」が虚構であることに気づいて、総崩れ。

私の場合、昔から目標設定を一切しないので、目標と現実の乖離に悩むことも殆どない。まわりから崇められたり、ちやほやされたりしたことがそもそもないので、常に「無」がデフォである。

更にアルコールを飲まなくなって生活がフラットになり、ますます平穏かつ無事になってきた。

村上春樹が、

こんなことを言うとあるいはまた馬鹿にされるかもしれませんが、規則正しく生活し、規則正しく仕事をしていると、たいていのものごとはやり過ごすことができます。誉められてもけなされても、好かれても嫌われても、敬われても馬鹿にされても、規則正しさがすべてをうまく平準化していってくれます。本当ですよ。だから僕はなるだけ規則正しく生きようと努力しています。朝は早起きして仕事をし、適度な運動をし、良い音楽を聴き、たくさん野菜を食べます。それでいろんなことはだいたいうまくいくみたいです。試してみてください。

と書いているらしいけど、これは本当にその通り。私の場合は、酒を完全に飲まなくなってフィジカルが平穏になってはじめて、メンタルも穏やかになった。中年の危機どころか、いまが一番ラクだし、楽しい。

問題のない心身と、困らない程度の金と、朱子学カルトを寄せ付けない知恵が備わっている。時間も金も無駄にして朱子学カルトの末端に組み込まれていた20代〜30代の方が余程暗黒時代である。

面も割れてない、特別な何者でもない、何も成し遂げない人間である私の自由さは、恰もケツから放たれた屁のよう。「中年の危機」なんて、自分は特別だと信じてきた人間特有の戯れ言なのだ。