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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

アルコール依存症とどう向き合うか

TOKIO山口達也氏が強制わいせつ容疑で書類送検された事件について。

記事情報を総合すれば、彼はかなり重度のアルコール依存症と思われる。

本人は「依存症ではない」と思っていると語った山口達也氏に対して、経験者が語る「アルコール依存症」の大変さと、治療の困難さ - Togetter

46歳でここまで出来上がっているとすると、30代からかなりのアルコールを浴びていると考えるのが自然。

こうして警察沙汰に至ると、有名人ゆえにかなりキツイ社会的制裁を受けることになると思うが、彼個人に責任を負わせても、世の中としては何の解決にもならない。アルコール依存症の裾野は広く、1000万人は予備群がいる。

次の事件が次の被害者を無限に生み出す構造。彼らの差は有名か無名か、だけである。

アルコール依存症は、心の孤独の問題であり、周囲の親身な協力や見守りが必要な病気である。突き放して放置すれば、重篤な依存症の人であれば、事故や病気で50代のうちに死んでしまう可能性大である。

この国は、そろそろアルコールの「功なき罪」に本気で向き合うべきではないだろうか。アルコール依存症の問題を、やらかした者の自己責任で終わらせていては、社会的コストは増えるばかりだ。アルコールによる社会的損失は年間で4兆円を超えるとも言われる。

私なりに具体的な提言をしたい。

①アルコールの正確な知識をアップデートして、青少年に害悪を伝えるシステムをつくろう。アルコールは「正義」ではなく、麻薬であることを、特に未成年の若者たちに伝える必要がある。

②依存症の解決に自己責任、厳罰一辺倒ではなく、社会として向き合おう。麻薬依存に向き合って改善したポルトガルの事例は参考になる。依存症からの生還者を増やす営みに、公的資源を集中させたのだ。

薬物依存症に関する常識は間違っていた?ポルトガルが取った破天荒な麻薬対策とは | Everything you think you know about addiction is wrong | Johann Hari | TED Talks | script(日本語訳) |

③ビンジ飲酒を助長する「アルコール飲み放題」や、ストロング系高度アルコール飲料など、アルコールの売り手サイドの過度な販促活動を法的に規制しよう。

徴税役人や酒造の豪商、アルコール利権に群がる政商が一方的に責任放免の飲ませ放題、有事はすべて個人の自己責任と頰被りする現在の常識は、酷薄かつ不公正極まりない上に、社会的効率も悪い。