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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

持つことの耐え難き不自由さ

iPadやPCを丸で持ち歩きたくないのと同様にApple Watchを腕に巻くことにも耐え難き不自由さを感じる。メールやチャット、電話の着信が腕にすぐ伝わる……。それって、自由とは逆方向の流れではないか。

「シェアリング・エコノミー」の根底にある感情は、所有、つまり持つことへの耐え難き不自由さだと思う。

人類は元々、財産なぞ持っていなかった。2万年前に農耕を始めてしまって、持つことに執着し始めた。持つことを巡って、命をかける争いがたくさん起きるようになった。定住しかできなくなったから、憎い相手を殲滅するようになった。殺しあうようになって、神をつくってなんとか殺しあわないようにしようとしたが、神を巡って、神がいない頃よりも大量に殺戮するようになった。

書き言葉とは、所有の契約を長く保存するために発明されたものだ。漢字の「史」や「吏」は、「事実を書く人」という字義である。役人のことだ。日本国のクソ官僚どもは、自分の仕事で書き残した文字を都合よく改竄したり、破棄したり、隠蔽しているけれど、それらの行為そのものが「史」や「吏」の自己否定である。

シェアリング・エコノミーとは、所有することのウザさが根底にあるので、広がりにとめどない。今はまだカーシェアや民泊など、所有が主でシェアはオルタナティブだけれど、これから加速度的に、持たないことこそが暮らしのメインになっていく。

持つことは結局、争うことであり、支配されることにつながるから、本来、人間は持ちたくなどないのだ。

持つことが認められる代わりに搾取され、べらぼうな固定費を吸い上げられる……。そんなら持たなくてもいいじゃん、ということに人類は気づきつつある。

世の中はどんどん脱定住、脱所有、脱「強いつながり」に移り変わっていく。これは不可逆的なことである。