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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

任侠道としてのAmazon

いま生きてる人で尊敬している人ってあまりいないのだけど、唯一いる。それはベゾス。

Amazon創業者で、資産が11兆円もあるらしい。世界一の富豪。

彼を尊敬している理由は次の三つに集約できる。

①AI囲碁みたいにストレッチの長い戦略

Amazonって、なかなか利確しない。利益を出すよりも長い投資にどんどん突き進む。今でこそすごく評価されてるけど、出て来たばかりのころは批判されたり、不評を買うことが多かった。でも、丸ですべての伏線を美しく回収するように独り勝ちしていく姿は本当にカタルシス。こんなこと最初っから考えてたなんて、すごいって感動してしまう。

②人生の価値は、生得より選択にある

卒業式スピーチ by Amazon.com Founder & CEO Jeff Bezos; You're what you choose. - YouTube

ベゾスのこのスピーチは本当に深い。出来れば皆さんもこのスピーチをチェックして欲しい。

生れながら得た才能より、自らの意思で選択することの大切さを説いている。人生の価値とは、生得的なものではなく、選択的なものにこそある。

例えば、「頭の賢さ」は生得的だが、「優しさ」は選択的なもの。ベゾスのこの哲学が(時には冷酷な頭の賢さよりも)顧客への優しさを常に選択するAmazonの哲学そのものになっている。

この哲学、日本語で言えば、任侠道である。ヤクザにとって、その不幸な生い立ちは生得的なものだが、任侠(弱きを助ける漢気)は、選択によるものである。ベゾスのAmazonは、任侠道に近い。そこが魅力的。

③戦略の沈黙

Amazonは客から見れば、KINDNESS が海面に浮かぶ氷山の一角として見えているけれど、その戦略は徹底的に隠されて見えない。

彼らがなにを考えているかは憶測の域を出ない。任侠だけで、それ以外のことは全く喋らない大物ヤクザみたいなイメージ。

自らの意思で選択した美学だけを高く掲げ、生得的なものや戦略はリソースとして徹底して秘めて、静かに閉じている──閉じているからこそ、とてつもないことを成し遂げる。