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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

東芝、官僚、銀行

大地震と炉心溶融から7年。結句、日本は震災で地に落ちたことが、毎年この日を経る度に色濃くなる。激昂の末、原発の自主避難を自己責任と言い放った今村雅弘という非道い政治屋(当時復興大臣)まで出現し、微かな希望も完全に消滅しつつある。

未来から見てどう考えても価値のないものの衰退が決定的になってきた一年であった。

福一のメルトダウン2号機、3号機の当事者である東芝のこの7年の衰退は、想像をはるかに超えたものだった。「ダイナブック」や「レグザ」といった製品が、この世からほぼ消えた。いわゆる白物家電事業は、中国の「美的集団」という会社に売り飛ばされた。震災前に買った我が家の冷蔵庫も冷凍機能が二度ぶっ壊れ、保存食料がメルトダウンした。この会社の製品を今後新たに買う理由は、もはや一つもない。

官僚のこの7年の劣化も、財務省にしろ経産省にしろ、言葉を失うものだった。財務省の公文書書き換えは正に、官僚の本質である「言葉」を彼ら自身喪失していることを意味する。官僚制自体が機能していないことを示す。官僚システムは霞が関に限られるものではない。日本のありとあらゆる組織が過去に緊縛され、サンクコストを捨てることのできないまま淘汰されつつある。

震災後にそのシステムが完全に止まり、預金が引き出せなくなったみずほ銀行……。銀行のこの7年間の衰退も感慨深いものがある。元々スパゲティ状態の混沌としたシステムが合併でさらに複雑になり、今後もし災害や戦争となれば動く保証はどこにもない。フィンテックに乗り遅れ、完全にドン溜まっている銀行から、私は殆ど資産を引いており、彼らとも金輪奈落関係を持つこともない。