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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

漢意から遠く離れて

今日は肌寒い上野公園に出かけて、桜がまだ静まり返っている様子をみて、あとひと月もすれば花見なんだな、信じられない──と思いながら妻と歩いた。国立博物館の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ──天平と真言密教の名宝──」を見物したのだった。

真言密教とか仏像とか漢字は、現代におけるAppleやGoogleのようなITだった訳で、きっと世界最先端の超クールなものとして崇められていたんだろうなと思う。中国文明を貪欲に取り入れていた天平の日本人の息遣いを感じたのだった。

日本人はずっと中国文化を日本の基本OSとして来た。明治維新以降だって和魂洋才の和魂部分のベースは中国文化な訳で、戦争に負けてアメリカの属国になっても、日本のエリートには「漢意」は残っていた。例えば、自民党の宏池会などの派閥の名前なぞは、中国古典や故事から取ってきたものばかりで、漢学はつい数十年前まで、日本のエリート男性必須の素養だった。元々、漢学とは男の学問という意味だ。

漢意をあっさり棄てたのは、小泉純一郎、安倍晋三、麻生太郎といった、「家業としての政治屋」三代目どもである。彼らはもはや政治屋しか勤まらない訳で、中国の文化的素養など‪端から‬理解しようとしていない。

小泉純一郎は下手くそなプレスリーを歌い、安倍晋三と麻生太郎は「漢字が読めない」ことで脱中国文化を高らかに表明したのだ。米国による精神支配の完成である。

しかし、中国の文化的素養がなくなるとはいえ、来年の新元号は多分、中国から由来を借りてくるもので、三代目のおバカな家業としての政治屋がスルーしきれないものである。

さらに言えば、彼らがいくら中国の文化をスルーしても、これから日本はどんどん中国化するだろう。元々DENSOのつくったQRコードは、新しい「破壊的な漢字」となって、日本に逆流、席巻しつつある(笑)。