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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

畜生小屋みたいな家

テレ東『家、ついて行ってイイですか?』は駅で終電を逃した人に取材依頼をかけることが多くて、つまり多くの人が酒をしこたま飲んでいる訳で、その人の家まで行ってみると、酔っ払いの家って老若男女問わず、殆どが薄汚い。特に水周りがおどろおどろしい。

アルコールを飲んでいた頃は、己っちも部屋が汚かったし、植物はしょっちゅう枯らすし、いま思えば、酒こそが人間の生活水準を畜生並みに押し下げていたことに戦慄する。

それなのに、あの頃は、酒は、忙殺される己の心を癒す命の水だと信じ込んでいたのだ。

『家、ついて行ってイイですか?』では、得てして多くの登場人物が仏教でいうところの「四苦八苦」に直面しているのだけれど、本当は、まず飲酒をやめたらすぐに人生好転するのにな……、飲んでる間は余計に苦しむばかりなんだよな、と思ってしまう。

しくはっく【四苦八苦】

②〘仏〙生老病死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦の四苦とを併せたもの。人間のあらゆる苦しみ。

大辞林 第三版より

アルコールは「四苦八苦」を紛らすものではなくて、逆に「四苦八苦」を呼び込んでしまう恐ろしい麻薬なのだと気づくと、人生はたちまちよくなるのだが、真実なだけに、これを伝えるのはとても難しい。まあ己っちはもう伝えることを諦めていて、ブログでしか書かない。

むしろアルコールをやめた人の方がかえって、「四苦八苦」の哀しみを背負っているように白眼視されてしまうのが、朱子学カルトに染まりきっているニッポンの愚かなコモンセンスである。諭すのもアフォくさいのだ。

このテレ東番組で実際に「動物小屋みたいな家」に取材でついて行くのは、制作会社の下請け、孫請けなのだろうけど、本当にお気の毒である。アルコールに脳がやられている人間の生態なぞ、多くの場合、そこには耐え難き畜生の異臭が漂っているに違いない。