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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

ビットとアトム

昼飯にとんかつ屋の美味いカツ丼を食らった後、マクドナルドでコーヒーを読みながら、Amazonから届いたこの本を読む。

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

 

 

pha氏の新作。勉強というか、生きていくためのインテリジェンスについての本。「言われてみればそうだ」と思うことしきり。例えば、

勉強というのはデジタル情報とアナログ情報の間をひたすら往復する行為なのだ。

とあって、なるほどなあと腹落ちする。

教科書や本に書いてあるテクストつまりビットでできているものを、自分の精神や身体というアトムでできている血肉に絡ませていくことが勉強(インプット)なんだなあと気づく。

逆に創作(アウトプット)というのは、個人の心身というアトムによるアナログの感覚を、言葉というビット、つまりデジタルに変換する工程なのだ。

昔、穂村弘(歌人)の講演会に行った時、彼が言っていたことを思い出した。

ある日ある時ふとそういう感じがしたということが重要。なぜか? ざっくり言うと人は死んじゃうから。(穂村弘講演会備忘録)

いい短歌には、ユニークに言い当てたその人の個性が閉じこめられている。魂の唯一無二性ということ。(穂村弘講演会備忘録)

文藝の本質とは、二つ同じもののない人間の魂というアトムをビットへ変換することなのだ。

やがて藻屑と消えゆく人間の個性というアナログを、ユニークに言い当てることで半永久的テクストというデジタルに変えるアートが、文藝の普遍的な価値だ。

それから、いわゆる「巨人の肩の上」とは要するに、死んでしまった無数の人類というアトムが、書物というビットに変換され保存されたものを、改めて己の心身に還元していくこと。それが勉強なんだ。

読み始めたばかりなので、読み終わったらこのブログで改めて整理したい。