寒さは手ぶらの障害だが、東京は寒くない。交通網が発達しており、寒空で何十分も突っ立つことも殆どない。
コートは要らない。コートの不利益は、荷物になることよりも、コートを着る仕草がオフィスの「帰り支度」サインとなること。「トイレに行ったのか、帰っちまったのかわからない」状態には大きな邪魔である。以前は、駅前の格安コインロッカーに預けたりしたが、かったるい。熟考のすえ漸く策を見出した。
大前提は天気予報を熟読せよ、である。寒暖の予報は極めて正確である。予報次第で、その日着込むアイテムを変動させる。
UNIQLOヒートテック・インナー
基本方針はインナーを暖かくする。零度近い日はボトムインナーも長いヒートテックを着用。マフラーや手袋は持たない。これらも帰り支度のサインとなってしまうからである。
使い捨てカイロ(貼らないミニ)
コンビニは徒手空拳の味方。イートインで暖をとり、熱いコーヒーで、体内から温める。手袋替わりがミニカイロ。パンツの両ポケットに入れておけば、手ぶらゆえ両手を一気にポケットに入れてOKだからだ。
UNIQLOダウンベスト(襟なし)
これ最強。外を歩くときは前のボタンをとめるが、オフィスではジャケットの内側に完全に隠すことで、ダウンを着込んでいると気づかれない。ダウンベストのポケットに色々しまっておけるので収納面も改善される。
東京なら、この程度で全然やり過ごせる。どうしても寒ければタクシーで帰ってしまうが、そんな酷寒は殆どない。
⚫︎ダウンベスト外歩きモード
→ボタンをとめてあったか〜
⚫︎ジャケットのインナーモード
→ボタン外して、隠して着用。内ポケにKindle Voyageなど収納。