あれこれ考えることは好きだし大事だけれど、何かを変えたい! と強く思うのなら、何も考えずにまず行動を変えてしまうことが大事である。
この世はもう、「ヒト・モノ・カネ」の世界ではないと思う。「信頼・体験・時間」こそが、これからの資本だと思っている。例えばこのことについて、思っただけでは何にも変わらないので、行動を変えてみる。
ヒトではなく信頼に重きを置く行動
- アルコールを介した関係構築をなくし、実際の仕事で信頼を得ることに集中する。
- 同じ会社や部署だからといって、飲んだりランチを共に食ったりしない。
- 宴会などの儀礼も極力避ける。信頼関係のない相手との家族や友人に似た全ての形式的付き合いをやんわり止め、間遠にしていく。
- 中間人物との交渉を避け、決定権のある人物とだけ交渉する。
- 信頼関係のない人間を認識の埒外に置き、拘泥しない。彼らの悪口を言わない。
モノではなく体験に重きを置く行動
- 見せびらかす消費をしない。
- 要らないものは直ぐに売る。
- 移動は速度よりも快適を重視する。
- 食事はゆっくりよく噛んで楽しむ。
- 金のかからない娯楽を楽しむ、特に読書。
- 現金を持ち歩かない。
カネではなく時間に重きを置く行動
- 電話を極力使わない。
- テレビを観ない。
- メールはフィルタリングを毎日カスタマイズし、自分へのCCメールは原則として読まない。
- 信頼関係にある他者の時間を最大限尊重する。
- 約束の時間ぴったりに到着する。