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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

思考停止のやばい人が大量にいる

新幹線と在来線がひっきりなしに往来する線路の近くで、しかも川沿いの土地に鉛筆みたいな戸建て建売住宅が新しく建っていて、その前を通る度にこんな物件誰が買うのかなと思ってると、そんなに時間が経たないうちに誰かが住んでいて驚く。売れているのだ。

その買い手に「なんでこんな騒音マックスのうるさいクソ物件を買ったんですか」と仮に聞いてみたら、買主は多分「この人何でそんなこと聞くのかな」と思うに違いない。実際、そんなことはたとえ心で思っていても、誰も聞かない。彼らは鉄道騒音なぞ‪端から‬まったく気にしていないのだ。下手をすると、そうやって具体的に聞かれるまで、騒音問題そのものを認識していない可能性すらある。

この日本には、まともな思考に基づく意思決定を丸でしていない人が驚くべき物量で存在するのである。ソフトドリンクやチョコレートを買うのであれば、思考に基づく意思決定はいらないかもしれない(私はソフトドリンクやチョコレートでも考えてから決めるようにしたいと思うけど)。しかし、持ち家の購入というような、失敗するとかなりやばい重要な局面においても全く思考することなく、売り手や他人の言うがままに流されている人がとても多い。

鉄道騒音という、かなり資産価値を毀損するような現実に、住んでから気付く愚かな人は、驚くべきことに、気付いてからようやく時間を遡って、鉄道騒音など自分のライフスタイルには全く問題ない、そんなこと百も承知で買ったのだと、嘘をまことにすり替えて自らを騙しきってしまう愚かな人間である。

日本人は、学校教育の初日から自分の頭で考えることを強く禁じられるので、自分では資産を買ったつもりが、実は負債を手にして喜んでいる愚か者が大量に出来上がる。

開店1時間で売り切れるという「SNSで大人気」の大福を、アルバイトが大声で駅ナカスペースで売りさばいているのを見ると、このアルバイトの男は考える力が前頭葉から根こそぎ奪われているのだなぁと可哀想な気持ちになってしまう。本当に「開店1時間で売り切れる」大福なのであれば、わざわざアルバイトを雇って、鉄道会社に高い場所代を支払って、そんな場所で大声を出して売りさばく必要なんて微塵もないのである。

この世の中には完全に思考回路を停止しているカモのような人間がうようよいる。池袋や新宿のストリートで客引きをしている人間にしてみれば、思考回路の停止した、しかもアルコールに脳がやられているロボトミー人間は、まさに現金が歩いているのと同じである。都心に持ち家を買いたいという気持ちを逆手にとって、心理的瑕疵のある物件を売りさばく不動産屋も、客引きと同じで考える力を奪われた人間だけをターゲットにしている。考える力を奪われた人間が、再び考える力を取り戻すには人生のかなりドラスティックな変更が必要で、多くの場合、バカは死んでも治らないという格言が、かなり当てはまってしまう。