kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット

徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

軍事を常に政策の中心とする国家

要するに日本の問題とは、未だに政官財学がなべて戦中〜冷戦期の亡霊である軍国OSで動いていることに集約できる。総力戦の軍事体制をあらゆることの最優先に常に据えているから、世界の「脱軍事トレンド」から取り残されまくる。

「脱軍事トレンド」とは、人間を平時の檻に入れて動物的快楽漬けにした方が、戦争よりも確実に金になるというパラダイム・シフトである。GAFAの利益はとてつもないわけで、戦争なんていうコストのかかる面倒なオペレーションよりも、殆ど麻薬の如き手段で人間のマズロー欲求階層を製品やサービスで満たしてやった方が遥かに効率よく蓄財できる。

産業革命以後の工業化は有限な天然資源をめぐる争いであったから、戦争が不可避だったのだけれど、スマホ時代には工業製品がソフトウェアに回収されていく。スマホ以前にはいくつも必要だった工業製品は、例えばSONYのラジオがradikoアプリになり、キヤノンのカメラがカメラアプリになるように、集積回路のなかに飲み込まれていく。工業資源よりも快楽そのものが希少資源となる。だから戦争によって資源を占領することが無駄になる。北朝鮮が仮にシリコンバレーを軍事制圧しても戦利は何もない。

脱軍国の世界トレンドに全く適応できていない日本の政官財学のOSは、デカい・遅い・高い(高コスト)の三拍子が見事に揃っている。朱子学カルトという軍国OSはもはやまともな演算ができていないし、新しいアプリケーションを勝手にアンインストールしてしまう。対面や文書や電話、ファックスを元に幾重もの決裁フローを踏まえないと前に進まないので、チャンスを逃す。OSの基本原理が簡単に言うと「いじめ」や嫉妬、私的怨念に基づくので、ステイクホルダー間の非言語的な相互不信が半端ない。

大日本帝国の軍人は士気高揚の為に注射器でバンバン覚醒剤を打ち込んでいたけれど、現代の軍国体制では「これでもかっ」の勢いでアルコールが投薬されまくる。軍国OSを支えるのは朱子学カルトとアルコールとプロパガンダという三大ドラッグ。

五輪ピックなんて、福島の原発事故を誤魔化すための壮大なホワイトアウトのプロパガンダなんだけど、こんな目くらましに三兆円を越えるコストが投下される。国民の幸福や自由を制限して、国民国家の軍産複合体に紐づく人々の利益ばかり最優先される。

軍国のOSが行き詰まって悲惨なことになる前に、ソフトランディング出来ればいいのだけど、かなり悲観的。ボリューム満点の団塊世代が足を引っ張り、泥沼に沈みこんでいく。

そもそも神風特別攻撃隊のような、組織としての自死命令が機能した国なんて有史以来日本しかないわけで、朱子学カルトはマジで宿痾、完治しない風土病である。

それにしても、きさまはいつまで生きる気かなどと、上官が部下をつかまえて嫌味がましく口にする風潮というものがはたしてアメリカやイギリス、中国の軍隊内にもあったであろうか。(隼  南溟の果てに)