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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

不敬の時代

タメ口で話しかけてきた知らないオッサンにタメ口で返すとオッサンはほぼ確実にバグる現象について - Togetter

サウナには沢山の団塊世代がいるんだけど、だいたい素行が悪いので、いっさいコミュニケーションしない。汗流しカットするのはだいたい彼ら。私は、長幼の序そのものを、朱子学カルトに過ぎないと否定している。団塊は戦争を知らない老人世代、国の借金を後世になすりつけ、年金を貪る世代。彼らのいったいどこを敬えばよいのか、意味不明。

敬語という言語システムは、弱者が一方的に強者に使うという意味で、今日的存在意義がもはやない。謙譲語や尊敬語などの非対称性を持つ言語システムは、江戸時代とか冷戦期みたいに社会階層が安定している時は機能するだろうけど、GAFA支配の今、ごく一握りの富裕層以外の老若男女がなべて被支配層の時代となると、例えば単なる貧困老人とニートの若者の間で、敬語は使われなくなるのではないか。ニートの若者より貧困老人の方が偉い、という共通の根拠や前提が丸でないからである。

敬語はこれからどんどん形骸化して、簡単な丁寧語だけになるのではないか。あいさつが一日中「おはようございます」に一本化される、みたいな。「こんにちは」や「こんばんは」と比べて、「おはようございます」だけ、「ですます」で終わる。使われなければ衰退するのが言葉というもの。「自分は下々の人間から敬語を使われて当然だ」と心の底から考えられる人も大幅に減っている。SNSを通じて、人々の本性が見える化している。老人も、自分のスマホで老人へのdisりは知っている。表面上敬語を使う下々の本心、本音はSNSで確認済みなのである。天下りしてきた官僚など、若者からすれば軽蔑の対象でしかない。尊敬できない相手に敬語を使う社会的なインセンティブがもうほとんどない。

会社の肩書きが尊敬の対象にならない。偉そうなおっさんとの飲み会は悉くスルーされる。価値の低い偉そうなおっさんなんぞ敬うだけ損なのだ。

長幼の序がなくなるだけでは収まらず、これからはおそらく世代間ヘイトのような現象が起きるだろう。今は世界的な好況で失業率が低いけど、社会不安が表面化すれば、若い世代は老いた世代を厚遇するシステムを破壊しようとするだろう。

ドクターXの再放送観ると、これが最初にオンエアされた頃は、大学や医療の腐敗はデフォルメのように思えたものが、今では虚飾なしのリアリティだとしか思えなくなり、あんまり面白く観られなくなった。大門未知子は、腐敗システムの言語OSとしての敬語を使わないけど、現実社会でも老獪や老害が華麗にスルーされる時代がリアルに迫りつつある。

老人に敬語を使わない人々が増えて来ると、社会は新陳代謝が進んで浄化される。彼らを敬っても敬わなくても、偉そうな老人は、これからどんどん死んでいく。都内のあちらこちらに葬儀場が建ちまくり、葬儀ビジネスは確実に儲かる投資である。酷暑や厳寒が続くと火葬場に死体行列ができるほど、老人はたくさん死んでいく。時代を確実に変える最大の動因は、今のところ、老人の死そのものなのである。