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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

宣伝、精糖、精油、酒精

「オマエの家族皆殺し」スルガ銀、上司による壮絶な恫喝(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

スルガ銀行って、少し前まで世の中的に物凄い優秀な地銀として持ち上げられてた。でも実態は絶大な権力を持った経営者の下で平気で組織的不正に手を染める朱子学カルト組織だった。

日本の政財官学、全てが本当はスルガ銀行みたいなものなのではないかなと思う。「スルガ銀行を見習え、ビジネスに対する考えが根本的に違う」などの間違った賞賛は、要するに一方的な宣伝による誤りだった訳で、最早、あらゆる宣伝を真に受けてはいけないのである。

例えば、ナチス・ヒトラーの演説をいま見ると、殆どの人は「こんなファシズムの演説が社会を熱狂させていたなんて狂ってるな」と思うだろうけど、50年後の人がいまテレビでじゃんじゃん流されている宣伝を観たら、「こんな一方的な巧言令色がまともに受け容れられてたなんて、狂ってるな」と思うのではないか。なぜなら、両方とも宣伝だからである。

1:nの不特定多数に、送り手だけが一方的に都合の良い情報を与えることが宣伝だとすれば、政官財学によるあらゆる宣伝が無益なもの、嘘としてスルーされつつあるのである。情報はなべて命令であるが故に、1:1またはn:nによって合理的に評価されるべき時代なのだ。

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

『ホモ・デウス』上巻、Amazonから届く。飢餓、疫病、戦争から「解放された」人類についての考察。面白い。

冒頭読んで面白かったのは、「(パンがないなら)ケーキを食べればいいじゃない」とマリー・アントワネットが言ったのは、贅を極めたマリー・アントワネットの「世ズレ」を風刺する逸話とされるけれど、現代の食糧環境を見ると、実はマリー・アントワネットの言う通りになっているというのだ。

つまり、富裕層は有機野菜や全粒粉のようなヘルシーな食事をする一方で、貧困層は、精糖、精油たっぷりの「ケーキ」みたいな食事をしている。まさに「貧困層はケーキを食べればいい」は、予言になっていた。

Poor Fat現象──貧困層ほど肥る──は、人類としての飢餓をほぼ脱した人類の、新たな課題だと言える。

精糖や精油に比べると、「酒精(アルコール)」は富裕層にも貧困層にも深く浸透している。モーニング娘。のようなアイドル・タレントにも酒精の魔の手は及ぶ。Poor Fatに対応させれば、Lonely Drunken である。貧しい人が肥るのなら、寂しい人が酔う。貧しさを解消するよりも寂しさを解消する方が難しい。

人類はこれから、きっと酒精も拒否するようになると私は思う。100年後に酒を飲んでいる人は驚くほど少ないのではないか。たかだか四半世紀前に、タバコがここまで規制されていることを誰も見通せなかったのだから、あり得る。

1:nのあらゆる宣伝を‪端から‬信用しないこと、精糖、精油、酒精を避けること、

これらを心がけるだけでも、少しは賢いホモ・サピエンスとして生きていけるのではないか。