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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

課題解決できない人々

鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について | 東京都交通局

なんだかこういったお達しがまわってきたので、よく読んでみてびっくりしたのは、下記の分析。

暴力行為の加害者の約59%(656件中385件)が酒気を帯びており、月別では4月・12月、曜日別では週末の金曜日、時間帯別では深夜の発生件数が多いことから、暴力行為と飲酒に相関関係が見られます。

要するに、サラリーマンが酒飲んで暴力行為に及んでいるという事実が明白なのである。

しかしながら、ポスターのキャッチコピーは、

つい、カッとなった。人生、ガラッと変わった。

なのである。

これはつい先日のアイドルグループのアルコールによる未成年者猥褻問題で沸き上がった、「お酒が悪いんじゃない、お酒に謝れ!」発言と同根の狂いを感じる。つまり、暴力事件の原因の6割がアルコールなのに、課題解決は「カッとなる個人」に「ガラッと変わる人生」の恐怖をちらつかせるというもの。

提起すべき本質的問題は、駅員への暴力に及ぶ程の異常酩酊であって、過剰な飲酒を引き起こしている外食店の「飲み放題」システムや、高アルコール飲料(ストロング系飲料)が野放図に買えてしまう販売環境や、飲酒によって強いつながりを維持しようとする寝ぼけた会社組織が真因なのであって、「カッとなって人を殴ると、人生取り返しつかなくなるよ」というメッセージは正しい課題解決ではない。故に、効果もない。毎年PDCAをまわしてない。彼らは給料泥棒、つまり課題解決のできない人々である。

組織的不作為の頰被りしたまま、全ての責任を個人に帰する社会をやめなければ、飲酒の異常酩酊を引き金とした犯罪は、結局はなくならない。

駅ナカのNewdays というコンビニで、生ビールをサーバーで売り捌くJR東日本をはじめ、日本の組織は科学的な問題解決を‪端から‬放棄しており、私などは、週末の深夜に鉄道には乗らないくらいしか、個人的な対応策はないのが残念である。