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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

朱子学カルトが禁ずる2語

オフィスのエレベータに乗ってると、殊勝なフリしてエレベータの開ボタンを押し続け、自発的にエレボやエレガをやる奴に、殺意を覚える。邪魔だし、つまらぬ点数稼ぎのせいでエレベータの輸送効率が落ち、結局は全体が損をするという、朱子学カルトの本質を感じるからだ。

朱子学カルト社会で徹底的に使用が禁じられて、もはや彼らの辞書にすら載ってない言葉がある。

「なぜ?」と「で?」である。原則としてエレボやエレガをすすんで引き受ける奴らは、目上の者に向かって軽々に「なぜですか」ときいてはならない。即刻、反逆的とみなされる。

目上の要領を得ないご高説に「で、なんなんですか」とか「で、どうすればいいんですか」というのも、きいてはならない。これも目上の人間を否定することなので、場が凍りつく。

「なぜ」と「で」を発想そのものから消すのが、日本国の義務教育だし、空気を読むとは殆どの場合、「なぜ」「で」を呑み込むことに他ならない。

「なぜ」「で」はロジカル・シンキングの2大疑問詞である。考える力とは、「なぜ Why?」「で So what?」の力だと言い換えても過言ではない。

だからこそ、朱子学カルト社会では、この2語を徹底的に禁止するのである。科学を禁じているのである。

第二次世界大戦では、日本人はだいたい300万人死んでいて、そのうちの200万人は、敗戦までの最後の1年間に死んだとされているけれど、敗色濃厚になってもとにかく「なぜ」と「で」が禁じられたからだと思う。

ブラック企業は、社会から叩かれると真逆の方向に「ホワイトアウト」してしまうことが得てしてあるけど、それはだいたいの場合、マネジメントも現場も「なぜ」と「で」そのものを忘れてしまっているからであることが多い。