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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

不作為だらけの国で

鉄道の回数券なんて、もう本当は全然電子化できるはずなのに、いまだに紙の切符のまんま。

都営まるごと乗車券も、いまだに磁気カード。オレンジカードかよ。一方で都バスの一日乗車券だけはなぜかSuicaに格納できる。

技術的にはあらゆる乗車券サービスは非接触式ICカードに出来るのに、やろうとしない。日本はなんか、そういう不作為に溢れている気がする。

カーシェアも、もはや中国では、既に駐車場から乗り始めたい場所までは、自動運転で来るサービスが始まっている。技術的には出来るのにやろうとしない。やらない理由は幾らでも思いつく。やると失敗する。怒られることを何よりも恐れる。日本の社会人はとにかく怒られないこと第一だから、ありとあらゆる基本が不作為になってくる。不作為を競い合うのが仕事になっている。民泊もライドシェアも自動運転もダイナミック・プライシングもフィンテックも、全部、気配を気にして不作為祭り。

だから、やると決めてリスクを取り本当にやる人は、とても少ない。やると決めて動き出せばそれだけで先んじることができる。「働き方改革」なんて要するに不作為祭りだから、私などは自分の生き方を変えてしまったので完全スルー。非合理的な仕事は、争うことなくひたすらスルーする。スルーして空いた時間は本当に必要な仕事に再配分する。本当に必要な仕事とは、課題設定と解決方法を考えて、作為的に行動してしまうことに尽きる。

アルコールと仕事は完全に無関係なので、儀礼会食はすべてやんわりと断ってしまう。そうこうしているうちに誘われなくなるからますます自由になる。

本当の支えになるものは自分自身の考え方しかない。(村上龍)