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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

Alcohol, no life

クルマ全盛期には当たり前の単語として「カーライフ」ってみんなよく使ってた。ディーラーのセールスマンのことを、「カーライフ・アドバイザー」とか呼んでたり。

クルマの存在が昔とは変わってきたせいか、「カーライフ」なんて言葉は殆ど死語。「スマホライフ」とか言わないもんなあ。

しかしアルコールに取り憑かれてる人間にはばっちり「アルコールライフ」ってぴったり来るんだけど。人生のど真ん中に、てめえではなくアルコールがどかっと座っているタイプの人。

亡くなった西城秀樹の記事で、

若い頃からワインを毎晩2本、タバコを1日4箱という生活でした。

西城秀樹が遺したメッセージ「2度の脳梗塞には感謝している」 | 文春オンライン

とあって、これはやはり、アルコールライフと言うべきだろうな、と思う。

人生の真ん中に自分ではなくアルコールが居座っている状態……。

幸い私はそのことの不条理に気づいて、自分の人生のセンターに自分を再び座らせることに成功したけれど、昔の自分を振り返れば、アルコールライフという魔物に支配されていた。

アルコールライフに囚われていた自分を思うと、なんといっても、人間を観る目が濁っていたと思う。他人の良し悪しを観る目がないというか、アルコール・ゼロの「正気」になってみればはっきり気づく、人間の持つ負の側面がまったく見えていなかったことに愕然とする。

アルコールライフとは、「正気」を見失うことであり、「異常」な世界観に囚われること。ノーアルコール・ノーライフが「正義」だと心底信じていた。おとろしや。

でも今は、アルコールのある人生は、ノーライフだとはっきりわかる。アルコールで濁っていた視界が晴れて、切り棄てるべき人間もはっきりした。人生のど真ん中にアルコールが居座っている人間とは、ゆめゆめ心を通わせるべきではない。