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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

強いつながりの破綻

宮台真司が「日本はなぜ自分にも他人にも冷たい国なのか」を語る!

フランスのリサーチ会社「イプソス」が世界28カ国、2万人以上を対象にした大規模な調査を実施。

●「社会主義の理想は社会の進歩にとって重要な価値があるかどうか」をたずねたところ、世界中のほぼ半分の人が「ある」と答えました。最多は中国の84%、日本は最低の21%で、39%だったアメリカの約半分の数字です。

●その他、「教育は無償であるべき」「医療が無償なのは基本的人権」「最低限の生活は無条件に保障されるべきだ」などの項目で、日本だけ同意する人が明らかに少なくなっています。

日本人はなぜ酷薄なのか。

宮台真司氏は共同体の空洞化が原因だとしていた。家庭、地域、会社、国家、あらゆる階層の共同体が溶け出している。

私に言わせれば、朱子学カルトによる抑圧が限界に近づいていることが原因だと思う。強い抑圧を受けている人々は、他人に優しくなんてなれない。自分のことで精一杯なのだ。

人間を、世間という「強いつながり」の金魚鉢に閉じ込めて、相互監視や同調訓練を徹底する。いじめや過労死、パワハラやセクハラが社会に蔓延する。冷戦末期の東欧みたいなかなり緊迫した社会状況にある。権力(政官財メディア)はなんとかしてスケープゴートを見つけ出して排除することで、人々をして明日は我が身と脅かし、表面だけは組織を維持する。

「強いつながり」が破綻、破産して、ばらばらになって、酒で時間を埋めてしまい、アルコールで身を滅ぼす人が増えている。

たまたま世界的な好況で、日本の凋落は見えにくいのだが、世界の不況はそのうち必ずやって来る。強いつながりの綻びが不可逆的なものであることに多くの人が気づくのは、その時かもしれない。