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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

声出しのファシズム

超遅めのランチで某回転寿司。地下にあって携帯が繋がらない。その時点で選んだことを後悔する。この店に限らず、寿司なんてわざわざ並んでまで食うものではないし、バカ高い寿司も全然食いたくない。酒を飲まなくなって、寿司というカテゴリーそのものが「おつまみ」みたいなものなので、不要になった。

たまにこういう店に来ると心身の拒絶反応に襲われるのは、店員が矢鱈と大きな声で「いらっしゃいませー!!」とか声出ししてるからである。五月蝿い。最賃ギリの安賃金で目一杯「元気で明るく」働いている人間を見るのが辛い。

声出し=元気で明るい=目上へのひたむきな調子伺い、なのである。声出しとは、日本独特のファシズム。

スーパーなども同じファシズムを感じる。従業員が一定間隔で絶叫しながら接客している店ばっかり。最近では声出しファシズムの「正義」に固執している組織の空気を1㍉も吸いたくないばっかりに、殆どをAmazonフレッシュで注文してしまう。

リーマンの朝礼とか、夜の飲み会で矢鱈と元気で明るく振る舞うとか、ぽっぽ屋がホームでマイクを握り、全く不要な実況アナウンスを大音量でするのとか、これすべて、「私は一生懸命に元気で明るく、ノリノリで謙虚に仕事してますよ」アッピールなのである。これが自己目的化して、顧客の満足は後回しになり、生産性が落ちる悪循環。

アパレルもそうだけど、売り場の賑わいを、店員の「声かけ」「声出し」と勘違いしている店が多過ぎる。もうそういう勘違い店舗は全部要らないので、速やかにネット通販に完全移行してほしい。

声出しによる忠誠の表出を徹底的に仕込む学校教育が、諸悪の根源だ。