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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

だめなおじさん考①

立場の弱い人間を精神的に抑圧して、目下を徹底的に小馬鹿にして、呼んだら明るく元気にすぐ返事する訓練を、見えない圧力で徹底して、強い者が悪戯におどければ、引きつった同調の笑いをすぐに返してくるように集団を支配して、時にはエッチなノリも空気を読ませて受け入れさせ、夜はアルコールを飲ませて本音を吐かせ、仮に酔って謙虚さを欠いた者は要注意人物としてリストアップする。翌日は、意地悪く誰よりも朝早く会社に出て来て、組織で羽目を外した翌日も生真面目に、しかし元気よく出社している者とそうでない者を密かに識別する。「昨晩は、ごちそうさまでした!」と礼を言ってこない者は陰で根に持ち、半期後に評価を下げてやる──朱子学カルト組織の上司とは、だいたいこんな感じではないか。

こいつらの「仕事ごっこ」とは、部下を小馬鹿にして同調訓練を施し、時には弱い者をいじり倒して見せしめとして、忠誠度の低い人間を見極める「組織ごっこ」である。

自分も若い頃そうされたから、という理由で、同じことをする。

頭と心根が腐っている「だめなおじさん」ばかりの会社には、若者、余所者、女性が定着しない。彼らばかりどんどん会社を辞めていき、「だめなおじさん」だけが濃縮還元の腐ったポンジュースになって、酸っぱい加齢臭を放っている。

最近は、スマホの録音機能が使われて、「だめなおじさん」のポリコレ的アウトの発言が動かぬ証拠として保全されやすくなっている。「だめなおじさん」は、若者、余所者、女性にポリコレ・アウトの証拠をおさえられないように、ぐっと我慢し始めている。

ぐっと耐えることがストレスとなり、仕事が終わるとついついアルコールを飲み過ぎてしまい、元々マネジメントなんぞ全くしていない管理職が、マイクロ・マネジメントを禁止されて余計にアルコールを飲んでしまい、ふとしたことでブチギレたり、陰気な報復で会社がますますギスギスする。

いい気味である。次世代シニア(笑)バブル世代のだめなおじさんが、少しずつコーナーに追い詰められている。悶々としただめなおじさんばかりで笑える。