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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

0円で生きたい

日本のサラリーマンの給料って、本質的にベーシック・インカムだと思う。給料は、社員の市場価値ではなく「うちの会社の○○歳ならこんな生活レベル」というイメージから逆算されている。つまり社会人とは、ベーシック・インカム受給対象者、という身分なのである。

0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方

図書館でゼロ円で本が読めるように、どこかでゼロ円で飯が食えるようになってほしい。ベーシック・インカムはその理想に近い。

ベーシック・インカム欲しさに社会人は風邪をひいても無理して出社したり、相互監視や集団同調に勤しんだりしているのだとすれば、分かりやすい。給料はベーシック・インカムなのだから、生産性の概念とは相容れない。

鶴見済氏のこの本、要するにマネー資本以外で生きる多様性を問うている。マネー資本が少なくても、人的資本や社会関係資本を活用して生きられる。いい時代になった。

デフレが収まらないのは、日本社会が既成の貨幣価値的な統計数値では捕捉できない「脱マネー経済」に変質しているからではないかと思う。欲しいものをメルカリで手に入れても、GDPにカウントされるのはメルカリの手数料10%だけ。

アルコール0円で生きられるようになると、外食や交際費がぐっと減り、日々必要なマネーが途端に減少する。心身が健康になるので、マネーや権力への執着心も弱まり、QOLが劇的に向上する。脱マネーという視点から見ても、脱アルコールは効果てきめんである。

国民国家が意図的に重く課税していることは、人間が生理的に依存しやすい消費ばかりなので、依存のための消費を容赦なく棄てると、金がかからなくなる。消費をやめて空いた時間を、創造に回まわすと毎日が楽しくなる。