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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山 千利休

弱いものだけを叩く

己っちは毎朝ジムで筋トレをしてから会社に行くのだけれど、ありがた迷惑なことにワイドショー番組がいつも映りっ放し。

日本は本当にテレビがあらゆるところに設置されてどこまでも追いかけてくる。

今日は「路線バス不倫」の文春砲を各局が追随して、当事者の女が泣きながら謝罪する様子が何遍も映し出されていて、げんなり。

路線バスの旅という番組が人気にならなければ叩かれないネタだろうから、有名税なんて言葉もあるけれど、己っちに言わせれば、こんなのは単なる弱いものいじめでしかない。

テレビ局の極エリートが非正規雇用の制作プロダクションを顎使いして垂れ流す内容は要するに「極エリートが誰からも怒られずに視聴率を稼げる」もの。

後ろ盾のない弱いものだけが、とことん晒し者にされ、ぶっ叩かれる。

歌舞伎役者、相撲取りなどは、怖い芸能プロダクションが背後にいないので、叩き放題。叩いても圧力のかからない相手を厳選してスケープゴートにする。取り上げると面倒なことになりそうなネタは、華麗にスルーする。

後ろ盾のない人にだけとことん寄ってたかって冷酷なのが、日本の特徴。

朝からこういう事実を眼にすると、なんかくらい気持ちになる。ジムのお客様カードに「テレビはNHKにして欲しい」と書いて投函したいけど、なんかそれもバカバカしい気がしてなにもしない。

でも毎朝ワイドショーを眼にする度に少しずつ生命力が削られていく気もする。弱い人間を選んで叩く病は、電車やバスの秒単位の運行とかと同類のファシズムの発露で、己っちの健全さを微量の放射能のように蝕んでいるのではないか。