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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

酒を飲まない理由

運送屋さんの単身引っ越しのCM。

日本通運 CM 引越しは日通「単身まるごと」篇 30秒 - YouTube

こういう冷戦期のリニアな人生設計、もはや丸であり得ないと思うのだが、どうなのか。最後の方に出てくる単身赴任なんていう制度は、ポリティカル・コレクトネスに反する気さえする。

学校生活、受験勉強、大学生活、就活、就職、転勤……。全ては会社の都合で振り回されて、考える時間を殆ど与えられないまんま、「これぞ普通の人生」と信じ込まされて来た。

そろそろ全てを疑ってみた方がよい。こんな人生が本当に幸せなのだろうか。

Why? の機会を与えないのが、ファシズムである。特に大学生になると当たり前のようにアルコールを脳にぶち込まれて、考える気力が奪われてしまう。

就職すればたちまち、酒を媒介にした原始的なネポティズムの末端に組み込まれて、「なぜ?」の力を根こそぎ奪われてしまう。戦前は国家や軍隊が人々の「なぜ?」を奪ったけれど、戦後は企業がそれらの替わりをした。

「なぜ?」を考えることが、人間を抽象的思考へと導く唯一の入り口である。だからファシズムには「なぜ?」を禁じる傾向が強い。

「なぜ?」による抽象的思考によって、人間は自由になることができるのだけれど、アルコールを飲んでしまうと抽象的思考が全然できなくなる。

多くの宗教がアルコールを禁じるのは恐らく、アルコールが人間をして虚構を想う力や概念的思考を妨げてしまうからだろう。

アルコールを飲まないことが自由の為の必要条件となる日も近い。アルコールは、悪魔化していく。

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福