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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

食いものの変化

新宿ルミネ地下一階に、カルビーが新しいアンテナショップをつくったと聞いて、早速見に行った。

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ニュースリリース 『 「Yesterday’s tomorrow」1号店オープン』 | カルビー株式会社

ここが面白いのはなんと言っても、カルビーというナショナル・ブランドが自ら、ライバルの商品や地方ならではのご当地銘菓も一緒に並べて売っているところ。

背景には、ナショナル・ブランド、つまり大手メーカーのブランドよりも、コンビニのプライベート・ブランドの力が強くなってきているという変化がある。

棚に並ぶナショナル・ブランドが少なくなれば、手に取る機会も食べる機会も減る訳で、おなじみのマス・ブランドは急速にブランド・エンゲージメントを落としつつある。これは不可逆的な現象かも知れない。

カルビーのこの店は、この危機感の現れだろう。最近のカルビーは動きが速いし、面白い。働き方の改革にも熱心で、好感が持てる。

コンビニのお菓子や調味料のような常温棚は、ナショナル・ブランドがどんどん減っているとは言え、まだまだナショナル・ブランドの存在感があるのだが、最近コンビニが特に力を入れている冷凍食品は、すでにほぼ100%がプライベート・ブランドである。

己っちも冷凍のかけそばとか、ラーメンとか、焼き鳥とか、チャーハンを最近とてもよく食べる。美味しいし安い。

このまま行くと、コンビニのほとんどがプライベート・ブランドになったしまうだろう。「メーカー品」という言葉がなくなったように、「ブランドもの」という言葉は使われなくなるだろう。

もはや製品に刻印されたブランドに信用が宿るのではなく、売ってるお店や食べている人たちの社会関係にこそ信用が宿る時代なのだ。

比較的保守的だと言われていた食いものも、大変革期を迎えつつある。