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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

人類の新奇探索傾向

政治屋とならず者は紙一重になったなあ。それはつまり、「人気者」は「心の闇」を抱えているというSNS時代の世界観。

猟奇事件が起きる度に紋切り型の「心の闇」という思考停止ワードが跋扈する。

SNSは、己っちに言わせれば人類最後のドラッグで、滅茶苦茶こわいもの。どうしてかっていうと、分散型ネットワークで不特定多数の他者に承認される快楽は、麻薬をキメた時と同じドーパミンが分泌されるからで、この快楽ゆえに新奇探索性を強く保持し、人類は今日まで生き延びてきたのだ。

フェイスブックやツイッターは、人間の新奇探索傾向の脳内作用を利用したビジネスだ。

顔馴染みの他者に承認されるよりも、全然知らない人に承認される方が、人間の脳は興奮するようにできている。

分散型デジタルネットワークで知らない他者に承認されると、とてつもない快楽を感じる。

孤独や生きにくさを抱えた個人が、アルコールでドーパミンを求めるのと、SNSで他者からの承認を求めるのは結果としては同じ営みである。アルコール離れの真因はデジタル・ネットワークにおける他者承認なのである。

アルコールによるドーパミンの果てにこの国では年間に三万人以上が死んでいると言われているし、そのドーパミンをSNSに求めた人の中には、今回の座間の事件のように、サイコパスの犠牲になる人間も出てしまう。

アルコールにせよSNSにせよ、人類の脳内麻薬ビジネスは、要注意だ。 f:id:Mushiro_Hayashi:20171102211403j:image