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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

組織の地滑り的な終焉

ガッチガチの組織が、個人のキャラや信用にまったく勝てなくなって、丸でオセロゲームを一気にひっくり返されるみたいに、かなり悲惨なボロ負けを始めている。

安倍晋三やその参謀が参照している内閣支持率は、アンケート用紙を見ればすぐ分かるけど、既成の政治屋さんのなかからならば、どの党の誰を支持しますか? というだけであって、ヒエラルキーの枠組自体が壊れてしまえば、この前の都議選における自民党ボロ負けみたいなことが簡単に起きてしまう。

ヒエラルキーの中枢ほど、ヒエラルキーの残像を高く見積もりすぎている。

元SMAPの「新しい地図」にしても、芸能事務所とテレビ局と広告代理店という古いヒエラルキーを前提とすれば、事務所を辞めた3人は古いヒエラルキーに干されるかも……と思われるだろう。しかし人気や信頼の高い個人、ソーシャル・メディアという分散型ネットワーク、ファンやインフルエンサーというエージェントの新しい仕組みから見れば、元SMAPの3人は干されるどころか、かなりの価値向上が当然見込めるのである。

今回は、SMAPというビッグ・タレントだから騒がれているけれど、能年玲奈や小林幸子といった「干された」タレントが、分散型ネットワークで逆にパワーアップした例は数えきれない。

翻って政治屋さんにおかれましても、選挙はヒエラルキーではもう勝てないという冷酷な事実を突きつけられているわけで、民進党のハードクラッシュは、政治における組織の終焉を象徴している。

小池百合子のここ数日のキーワード「しがらみ」とはつまり、ヒエラルキーのことなのである。

1993年や2009年の政権交代と今回の圧倒的な違いは、分散型ネットワークの存在感が過去とは比べものにならないことなわけで、しがらみにしがみついている奴ら的には、これはかなりやばいということだ。

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