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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

プロダクトよりプログレス

AEONやIKEAが値下げして、こんなんじゃデフレ克服できないだのなんだの世間で言ってるけれど、己っちのような人間は、そもそも消費そのものが億劫だし嫌なので、できるだけ安いものを買うなどと言う甘っちょろいレベルではもはやなく、消費を可能な限りしない域に達しつつある。

要らないものは、これからますます売れなくなる。根っこのところで国民国家中央銀行によるマネーそのものの価値が落ちているので、デフレは止まらない。要らないものを売るために、売り子さんが大声で呼び込んだり、じゃんじゃん広告を打てば打つほど、それが要らないものであることが多くの人にバレて、更に売れなくなる構造。

日本がつくるのが得意だったものは、丸で狙い撃ちされているかのように、何もかも、要らないものに変わってしまっている。

お金の為に時間を犠牲にすることが、なんともかっこ悪い世の中に変わってきた。たくさんお金を稼ぐ為には、たくさん働かなきゃならないという一次関数が古臭い価値観であることに気付き始めている。

「コスパ」なんてもうどーでもいいのだ。人々が欲しいのはプロダクト(製品)ではなく、プログレス(進歩)なのだ。クリステンセンは、いいことを言ってくれる。

アルコールはプログレスの真逆、即ち「退廃」をもたらすので、お金を出す価値がない。

プログレスを手に入れるためには、実はお金が必ずしも必要ではないことに人々は気付き始めている。

その消費の結果が「退廃」でしかない商売は、ことごとく拒まれるだろう。

プログレスの為には、消費なんかするよりも、創造することの方がずっと近道なのだから。

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)