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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

朱子学カルトとスポーツ

高校野球において、果たして骨折を押して試合に出るのは美談なのだろうか。

手首を骨折していても本塁打 前橋育英、信頼応えた4番:朝日新聞デジタル

この記事を編集した新聞社は伝統的に高校野球に協賛している。

「お前ではなくて誰がやる?(いや、お前がやるしかないのだ)」は、朱子学カルトの核となる思想である。

「あなたは組織にかけがえない人」と嘯いて利他的犠牲へと追い込んでいく。こんなものは権力者による洗脳であって、騙されやすい奴を人柱に据えて、権力者はのうのうと安全地帯であぐらをかく。

この骨折球児礼賛記事と、戦争末期の特攻を美しく哀しい話として美化することに、論理的な大差はない。

下記の同じ新聞社による元記事にも違和感を覚える。

椎名林檎が「国民全員が組織委員会、全企業が五輪に取り組め」...日本を覆う"五輪のために滅私奉公"の空気 - エキサイトニュース(1/7)

だから、いっそ国民全員が組織委員会。そう考えるのが、和を重んじる日本らしいし、今回はなおさら、と私は思っています。(椎名林檎)

この新聞社は2020年オリンピック・パラリンピックのオフィシャル・パートナーでもある。

「国民全員が組織委員会になろう」という、視野狭窄の意見を正論として伝えてしまうプロパガンダに、肌寒いものを感じるのは己っちだけだろうか。

朱子学カルトの思想は、日本人の骨の髄まで染み込んでいる。だから無自覚なまんま不気味なシュプレヒコールとなって草の根から湧き出てくる。

そしてこの根底にはアルコールというドラッグが、「社会の潤滑油」のフリをして深く濃く染み入っている。

 

草の根の軍国主義

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