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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

敗戦がいまも続く

昔は、農業や工業が中心だったから一斉に休んだほうが、効率がよかった。いまも農業や工業に従事している方々は一斉に休めばいいと思うけれど、第三次産業は一斉に休むとかえって効率が悪いのだから、己っちは盆暮れの一斉に休む習慣は完全にスルーすることにしている。

NHKニュースでは、お盆休みは故郷に帰るピークだというけれど、高度成長期に比べてどれくらいその規模が縮小しているか、人口動態の変化などにはいっさい触れずに、毎年同じニュースを同じ時期に垂れ流す。思考停止である。

8月になると第二次世界大戦の番組が増えるのも、思考停止である。

1941年12月に開戦して翌年6月のミッドウェイ海戦でほぼ負けが見えていたのに、思考停止しているからサンクコストの概念もなく、その後三年も無駄で甚大な犠牲を国民に強いた。

敗色濃厚になっても首脳が思考停止したままひたすら時間を浪費して最後の最後に最も悲惨な結末で終わる、というのが今も昔も日本共通のパタン。山一証券や東芝などは、その意味において完全に敗戦とフラクタルな自滅である。

先日の日経に、産業革新機構のVB育成がほぼ壊滅状態とあって、こんな惨憺たる結果になる前に、もっと早い段階で首脳がたたむ判断をしていないから、目も当てられない最期になるのだ。これと太平洋戦争のクソ負けは、丸でおんなじ話である。

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日本人は、組織に入り込むと白痴となるのは、戦前も戦中も戦中も丸で変わっていない。

山本七平は、戦後のメンタリティは、戦前戦中の超国家主義と変わらないと喝破したけれど、マスコミは真夏に戦争を振り返るなら、現代も日本人が同質に抱える組織的な病理(朱子学カルト)に触れなければ、なんの意味もないじゃんか。