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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

下半身の上半身離れ

プラトンは、人間を理性部分、気概的部分、欲望的部分に分け、統治は理性、戦士は気概、生産者は欲望を体現すると考えた。

この考え、近現代もほぼ変わってなくて、理性や気概は国家が引き受けて、欲望は市場(生産者階級)が受け持つ時代が数百年続いてきた。

20世紀までは、理性や気概といった「上半身(国民国家)」が、欲望という「下半身(市場)」を統べていた。教育では「上半身」が「下半身」に勝つことが人間であり、その克己を知る人間こそ国民だと教えられてきた。

でも最近、上下半身の調和がおかしい。

下半身はグローバル化して上半身を無視、アルコールも糖分も獣脂もエロも、手軽で便利な手段でじゃんじゃん廉価に満たされる。

マクドナルドが五輪という国民国家の祭典スポンサーを降りたのは、上半身を棄て下半身に徹する決意だ。

己っちが朱子学カルトを憎むのは、アルコールという廉価な徴税ドラッグを惜しみなく下半身に打ちまくるから。

プレミアム・フライデーなぞの愚策は、国民国家の劣化残滓が、国民の下半身を空焚きする愚挙である。

思えば、日本という上半身は‪、端から英国や米国の走狗となり、奴らに自国民の下半身を平気で差し出す。つまり、国民国家が主導して国民を動物以下にとどめてきたのだ。

「朝から飲める居酒屋」とか、「昼からビールを飲む幸せ」なんて動物以下の快楽。人間らしい理性も、生きる気概も弱められて、半殺しにされ、反抗心も失い、エタノールや糖脂質をお口から入れてケツから糞尿で出す「炭素でできた肉袋」ばかり。