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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

浜松町バスターミナルの魔界性

己っちは旅が嫌いで、理由は色々と並べ立てられるけれど、煎じ詰めれば他人が嫌いだからで、仕方なしに会社員のふりをして端金を稼いでいるのも、金を払えば他人との関わりを最小にできるからでしかない。

さほど苦もなく酒をやめられたのも、社会性がもともと極度に低いからで、他人への熱量がほぼない。

とはいえ酒の場合は社交性がない方が実は逆にヤバくて、独り酒でアルコール依存廃人になってしまう恐れが大きく、その恐れに怯えて、酒をやめたのが正直なところ。

旅の話に戻ると、特に嫌いなのは「おもてなしの過剰な旅行」で、エアラインの名は隠すけれど、添乗員のどいつもこいつも「おもてなし」が過剰で、馬鹿丁寧に話しかけられるのが鬱陶しくなり、すぐに寝てしまう。

これだけデジタルなのだから、己っちは「とにかくほっといて欲しいタイプ」であることくらいユニーク・コードと紐付けてフラグ立ててくれよ、と真剣に思う。

だから己っちの場合、バスタは旅のために行くんではなく、惰眠を貪る為に行く場所である。

しかも八重洲や新宿みたいな、「来たれ2020!」みたいなやる気満々のバスタではなく、浜松町のバスタが好きだ。

浜松町バスタは、ニューヨークとは無関係の世界貿易センタービルの本館一階にあって、はとバスと千葉房総半島方面に特化したバスタである。

このバスタは、つげ義春が旅した養老鉱泉や、家族で寝泊まりした内房のシャビーな民宿などへ繋がっている。

手ぶらでバスタへ出かけてベンチを陣取り、バスの運んで来る房総の微かな潮風とともに、惰眠を貪るのが好きなのである。

浜松町バスタから旅へ出たことは、勿論、いままでに一度もない。

浜松町バスターミナル - Wikipedia